ナレーションとは違う朗読のコツは?練習方法を工夫すればグッと上手くなれる!

ナレーションの練習を続けていく中で、「朗読」を練習する機会に出会うことは珍しくありません。

朗読はナレーションに加え、「演劇」の要素が関わってきます。

すでに演技レッスンを受けている方以外の方のために、今回は朗読のコツについて分かりやすくお話をします。

ナレーションとは違うコツが求められる朗読

ナレーションと朗読の違いって?

ナレーションで読みに感情をのせることはあまり必要ではありません。
もちろん、ナレーション台本によりますが、ナレーションでは感情を入れすぎると情報が正しく伝わらないことがあるので、「明るい雰囲気で」「シリアスに」などざっくりとしたイメージをつけるくらいがちょうど良いと思います。

対して朗読になると登場人物の感情を表現したり、物語の世界観を表現していくことになるので、台詞に感情を込めることや台詞以外の部分でも心情の変化などを表現していきます。
だから朗読には演劇要素が必要になるのです。

ナレーションと朗読の違いを分かりやすく言うなら、同じ声を使った仕事の、アナウンサーと声優みたいな感じです。
ニュースを伝えるアナウンサーとアニメキャラクターに命を吹き込む声優、こう例えると違いが分かりやすいでしょうか。

朗読の練習の仕方とそのコツ

ではまず朗読の練習に必要な台本選びについてですが、最初は短いお話がよいです。
絵本とかエッセイなどの短編、小学生の国語の教科書に載っている作品などがおすすめです。
登場人物の台詞があるものだとなお良いです。
数ある中から選ぶので迷ってしまう方も多いと思いますが、最後の決め手は自分が好きな話や読んでみたい話かどうかです。
その方が飽きずに取り組めますしね。

さて、台本が決まったらひと通り黙読し、録音機材を用意したら早速声に出しで読んでみましょう。
いざ声を出して読み始めると、最初はスラスラ読めずないし引っかかったり、緩急をつける場所もどこだか分からず一本調子で読み終わってしまうかもしれません。
録音を聞いてショックを受けても気にしてはいけません!
だって最初なのですから。

初見の実力を痛感したところで、次は台本に書き込みをします。
お話には「起承転結」があります。
朗読でもそれをちゃんと表現し伝えることが大切です。
ここで話が切り替わる、と思う部分に印をつけます。

次はお話の中で一番伝えたい事が書かれている部分はどこか探します。
台詞になっている場合もありますね。
それらを意識してまた読んで録音してみましょう。
台本に書き込んで意識をしただけで、初見の読みとは全く違っていませんか?
これを繰り返し練習していきます。

演劇経験やレッスンを受けていない方だけでなくても、個人練習だけでは自分がちゃんと読めているのか分かりませんよね。
そんな時はプロの朗読を聞いて勉強をすることで、感情の込め方や表現の仕方、観客をぐっと物語の世界に引き込んでいく技などを、見て・聞いて・感じて、盗んでいってください。
俳優や声優、アナウンサーに落語家など色んなジャンルの方の朗読を聞いて、自分の声やキャラクターに近い方を見つけて目標にするとよいです。

プロの意見を取り入れるのも上達への近道に!

最後に、朗読の練習をする際に参考になる本をご紹介します。
永井一郎著「朗読のススメ」です。
この方の声を知らない人は日本中に居ない!と言えるくらい有名な大御所声優の永井一郎さんによる著書です。
永井さんの長いキャリアの中で、大失敗した話や技術や心構えなどを、とても分かりやすく親しみやすい文章で書かれています。
薄い文庫本なので、通勤通学中に読んでも邪魔にならずすぐに読み終えます。
レッスンを受けていて迷いが出ている方や、何から取り組めばよいのか悩んでいる方にオススメの一冊です。

まとめ

今回は朗読の練習方法やそのコツについて書いてみました。
プロのナレーターを目指す方にとって朗読は避けては通れない道ではないでしょうか。
ナレーターへの道は地道な練習が大事です。
頑張ってくださいね。

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