大学や年齢は関係ある?声優になるための道のりやその厳しさとは

「声優」。
近年、なりたい職業ランキングで常にランクインしており、アニメ、映画吹替え、ナレーションなど声の仕事だけではなく舞台俳優や歌手活動を行ったりと、エンターテインメント性をかなり求められるお仕事になっています。
今回は、私が声優として活動していた経験をもとに、そこに至るまでの道のりをお話しさせていただきます。

声優になるための道のりは?どのくらい難しいの?

まず、「声優になるためにはどうしたらいいの?」という疑問が生まれると思います。

声優になるにも色々方法がありますが、
一般的には
専門学校に通う

事務所養成所のオーディションを受ける

受かればその養成所でレッスンを受けて、昇格試験へ

昇格試験に合格すれば所属、または預かり

オーディション等に合格後、デビュー
が殆どです。
もちろん、別の方法もたくさんあります。

ただ、この方法でなれる「声優」と、このようにしなくても「声優」と呼ばれる人もいます。
その違いを知るために、まずどこから「声優」というお仕事になるのか、という事を考えなければなりません。

声優にもいろいろ種類があり、アニメ、ゲームなどのお仕事をもらう方もいれば、海外ドラマや映画の吹き替え、ニュース番組の読み上げ、ラジオパーソナリティも声優さんが行うことがあります。
また、公式のアニメだけではなく、同人ゲームやドラマCDなど、同人作品の声優として活動される方もいらっしゃいますね。
お名前を変えて、公式と同人作品を兼業する方も多くいらっしゃいます。

その中で、仮に「公式、同人問わず声優としてデビューして、その上その収入だけで食べていける人」のことを「声優」と定義づけ、その仕事の難しさを簡単に例えると、
広大な砂漠からバケツで掬えた分が事務所に預かり、または所属が出来た人。
そしてその砂のたくさん詰まったバケツから大さじ一杯分の人がデビューをして仕事がもらえる人。
さらにその大さじからたったひとつまみの人が、その後何十年も声優として仕事を続けていける人。と考えてもらえればわかりやすいかと思います。
それほど、声優として食べていくことは難しく厳しいことなのです。

声優になるには専門の高校や大学での勉強が必要なの?

「声優」の厳しさを知り、「それなら、そのためにも専門系の学校に必ず通わなきゃ…」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、私個人の感想としては
”必ず専門学校などに通う必要はない”
と考えます。

私は専門学校を出てその後、養成所に通いましたが、正直、「専門学校での二年間は声優になるためには無駄だった。」と今では思っています。
ただ、全ての専門学校に通うことが無駄だというわけではありません。
私は声優になろうと決心したとき既に10年以上芝居の経験を積んでいました。
その為、本当に声優、芝居の経験がない人に合わせた専門学校のカリキュラムが私には合わなかったのです。
なので、正直なところ専門学校でやっていたことが今役に立っているかと言われると、自信はありません。

その代わり、私は専門学校に通っている間にかけがえのない仲間と出会いました。
卒業から10年近く経ちますが未だに一緒に芝居を作ったり、飲みに行くような仲です。

また、芝居の経験がなくて不安。という方にはイチからゆっくりと授業を進めてくれるので、今までの経験も含めて、専門学校に通うか、いきなり養成所のオーディションを受けるか考えていただければと思います。

声優になるのに年齢は関係ある?

「でも、今から声優になろうと思ってももう歳が歳だしなあ」
「声優若い子多いからなあ」
と思っている方もいるかもしれません。

正直、関係ありません。
私の恩師は60近くまで声優になるため清掃員のアルバイトをされながらコツコツ活動をしていき、今や立派にフリーランスで仕事がいただけるような声優さんになっていらっしゃいますし、その頃の同級生に同じ声を使う仕事として「Vtuber」として活動をはじめた子もいます。
そして私自身も、学生時代にナレーションの仕事をいただき、その後舞台の活動に戻り、今こうして文章を綴り、作詞や、舞台脚本、演出の仕事に携われるようになりました。

諦めなければ、必ず何かの形で声優や芝居、という仕事に関われます。

まとめ

全てが夢のように上手くいくわけではありませんが、あきらめなければ必ず夢は何かの形で叶います。
この記事が、皆さんの素敵な夢の第一歩の後押しになりますように。