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留学が決まったけど英語力が不安なときの対処方

一大決心して留学を決めたのに、出発の日が迫ってくると「本当に留学して英語が身につくだろうか」「友達はできるだろうか」「ホームシックにならないだろうか」「海外生活をエンジョイできるだろうか」…というように色々と不安になるかも知れません。

私の留学経験から言うと、留学に対して不安な気持ちになるのは「ごく自然なこと」だと思います。

言葉も文化も人種も違うところへ飛び込んで行くわけですから。

でも、せっかく海外留学するならば、現地での毎日の生活を楽しまなければ損です!

今日は英語力に不安があったけれど、海外生活を思いきり楽しんできた私の語学留学経験を基にお話しますので、何か参考になることがあればうれしく思います。

いろいろある留学の目的の中でも「語学を学ぶために留学をする」という目線でのお話となることをお含み置きください。
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留学中の自分の英語力が不安な時にすべきこと

今からご紹介するつのポイントは、私が留学していたときの「心の持ち方」と「実際に起こした行動」です。

①英語力に対する不安な気持ちを一刻も早く払拭する

経験から言えることは「英語力に不安な気持ちがあると、自分から話さなくなってしまうこと」です。
「間違った表現をしていたらどうしよう」「発音がおかしくて笑われたらどうしよう」という気持ちが膨れ上がってしまい、さらに話さなくなるという悪循環です。
そこで、私が実践したのは「開き直り作戦」です。
「私は英語力を上げるために海外に来たんだ!どんどんと話して間違いを指摘してもらわないと損だ!」
英語を学ぶためにここにいるのに不安な気持ちになっている時間はもったいない、と気持ちを切り替えます。
英語が話せない人が留学を成功させる秘訣

②友達をつくる

語学学校に行けば、英語レベルが自分と同じくらいで他国から来ている生徒たちがいます。
お互いの英語力が高くなくとも、共通言語は「英語」になるので、日本人以外の友達をつくると自ずと英語を話すことになります。
また、ホームステイしているのであれば、ホストファミリー経由で知り合いが出来たりすることもあります。
この場合は相手がネイティブスピーカーなので英語を話すスピード、発音に関してはとても勉強になります。
留学先で英語が話せない状況でも友達はできる?早く打ち解けるためのコツを紹介!

③ホームシックから早く抜け出す努力をする

異国の地で生活するわけですから、故郷が恋しくなるのは仕方のないことです。
ホームシックになることは恥ずかしいことではありません。
私も留学してすぐに約2週間のホームシック期間を経験しています。
大事なことは、「ホームシックになったら、悩んでいる時間が長くならないようにする」ことだと思います。
悩む時間が長くなると、自分の殻に閉じこもってしまい外へ出たり、人に会ったりするのが億劫になりかねません。
身近に相談できる相手として、語学学校には「スクールカウンセラー」がいることがありますので、気軽に今の気持ちや悩みを相談してみてください。
人に話すことで悩んでいる気持ちが軽減され、心が軽くなることもありますから。

 

④サークル活動、スポーツ活動に参加してみる

現地で情報収集すると、週末に季節のイベントが開催されていたりします。
私がイギリスに留学していたときは、クリスマスリースを作るイベントに参加してきました。
周りはご年配のご婦人ばかりでしたが、みなさんゆっくりと話すので聞き取りやすいですし、和やかな雰囲気で楽しかった思い出があります。
あとは、毎週火曜日にホストマザーが所属するバトミントンクラブに一緒に行っていました。
留学してすぐに連れて行ってもらったので、最初は英語でコミュニケーションなど取れるわけもなく、ただひたすらにバトミントンをしていました。そのうちダブルスを組んだりと、英語でコミュニケーションを取りながらスポーツを楽しむことができました。
何より運動不足解消と気持ちのリフレッシュのためにも、参加して良かったと感じています。

⑤自己危機管理をしっかりとする

海外生活の中で避けたいのが、怖い思いや経験です。
例えば、留学生活に慣れてくると「多少は夜遅くまで遊んでいても平気」「帰り道が夜でも知っている道だから大丈夫」などと、安全管理に対し慣れが出てきてしまいます。
夜遅くなるときは、予めホストファミリーに帰宅時間を伝えておく[1]門限を設けているホストファミリーもあります、夜道を一人で歩くことは極力避ける、知らない人について行かない、など子供に対する規則のようですが、ここは海外であるという認識を忘れずに自己危機管理をしっかりするようにします。

⑥お金の管理をしっかりとする

友達が増えると、出費もかさみます。
留学中に使える予算が限られているのであれば資金管理をきちんとします。
もし語学学校を終えたあとに、現地の大学などに志願するのであればさらに学費や住居費がかかってきます。
大学進学の際には奨学金や助成制度などをチェックしておくことをお勧めします。

まとめ

現在、アメリカ在住の私ですが、周りの日本人留学生の学生さんたちを見ていて思う「こういう人は英語力に関係なく海外生活を楽しめる」という4つの個人的な見解なのですが、

①好奇心がある

「それ知りたい」「そこ行ってみたい」「その人に会ってみたい」という好奇心に伴い行動力もある人です。

②ポジティブ思考である

物事を否定的に捉えないで、「そういう考え方もあるね」と物事を肯定的かつ前向きに捉えることができる人です。

③失敗しても恥ずかしがらない

「失敗は経験」という考え方なので、失敗してもめげない、落ち込まない、恥ずかしがらない人です。

④こだわりがない

「そんなことしたくない」「そんなもの食べたくない」などのこだわりや固定概念がなく、「やってみようよ」「食べてみようか」と物事に対して頑なに拒否したりしない人です。
しかし、自分は「日本人である」ということと「人を傷つけるような悪いことはしない」という”こだわりの線引き“がきちんとできる人です。

「英語力が不安だから海外生活が楽しめない」という考え方ではなくて、「海外生活を楽しもうとしていれば英語力の不安は解消される」という前向きなイメージと、英語を話せるようになっている自分をイメージすることは、必ず自身の英語力を上げ、海外生活を楽しむことが出来ると確信しています。
せっかくの海外生活ですから、語学以外にも色々と学べることを見つけることができれば、楽しい毎日が待っていると思います。そのためにも、現地の情報収集は忘れずにこまめにしてみてください。

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References

References
1 門限を設けているホストファミリーもあります