英語が話せない人が留学を成功させる秘訣

留学することが決まったけれど、英語は話せない…

そんな状況にいるととても不安になりますよね。

住み慣れた日本を出て、知っている人の居ない土地で生活していくのはとてもすごいことです。

さらに、自分の話す言葉が通じないとなれば、不安な気持ちでいっぱいになります。

しかし、行くからには成功させたい!英語が話せるようになりたい!という気持ちはあるのではないでしょうか。

今回は、私の体験を元に、英語が話せなくても留学はうまくいくのかについて書いていきたいと思います。

英語が話せないけれど留学はうまくいく?

結論から言うと「留学の目的による」という答えが1番しっくりとくるのではないかと思います。

「私の“語学留学”体験」と「現在アメリカの州立大学で“専門分野”勉強をしている日本人」の留学における英語レベルの違いについて具体的な例を出してお話します。

語学留学体験

まずは、私の語学留学の話です。
私の留学経験は2001年11月から2002年7月までイギリスに行きました。
留学目的は「英語を学ぶための語学留学」です。
私は英文科の出身ではありませんでしたが、転職を考えたときに英語が出来れば、仕事を通じて自分の経験の視野が広がるという思いがあったので、社会人になってから留学をしました。

当時の私の英語レベルは、「全く英語が話せない」というレベルからの語学留学ではなく、留学する3か月前から英会話教室に週1回(40分レッスン)と、ビジネス英語を教えてくれる学校に月曜から金曜まで毎日通いました。
留学前はTOEICは650点程です。

ホストファミリーは、長年アジア各国からの生徒を受け入れているベテラン家族だったため、日本人の話す英語に慣れている、なんとなく空気で何が言いたいのか察してくれる、という環境でした。
また、留学先の学校は語学学校で「英語を勉強するために外国から来ている」という生徒ばかりでした。
スクールカウンセラーの先生が初日は一緒にいてくれて、色々と説明をしてくれたのを覚えています。

学校のクラスは、クラス分けのテストを初日に行い、その結果で「上級・中級・初級」に分けられ、自分のレベル(私は最初中級クラス)にあったクラス、テキストで勉強がスタートしました。
クラスメイトも自分と同じ英語レベルなので、会話の内容も理解でき、こちらが話している内容も理解してくれる、という環境の中で2か月過ごしました。

この時点で、ホストファミリーとも学校の先生とも問題なくコミュニケーションが取れて、また諸外国からの友人も数多くいました。
事が大きく変化したのは留学して2か月少し過ぎた頃です。

語学学校の先生から、「もう一度レベルテストを受けなさい」と言われて受けたところ、
「アドバンスクラス(上級クラス)で勉強しなさい」と言われ、今までの努力が報われた気がしてとても嬉しかったのもつかの間、授業のスピードが早く、やたらとディスカッションばかりさせられて話さざるを得ない環境の中に入ってしまいました。

黙ってしまうと「関心ないのか」「自分の意見がないなんて何も考えてない」と勘違いされてしまったこともあります。
クラスメイトもヨーロッパからの生徒ばかりで、発音も割ときれいな人が多かったと記憶しています。
自分でも、アドバンスクラスに入ってからの方が英語の語彙力が増し、難しい単語も覚えるようになりました。

これらの私の留学経験から言えるのは、「英語を取得する目的での語学留学に関しては、留学した当初に英語が話せる、話せないということが留学全体の成功、失敗と判断する材料にはならない」ということです。
語学留学においては、留学してきた当初より1カ月後、2か月後、半年後と英語が話せるようになっていれば、留学はうまくいったと判断できると思います。

ただし、語学留学と言っても初日から学生寮に入り、ルームメイトがいることだってあります。
その際は全く話せない、というより挨拶や自己紹介くらいは出来た方がよいのではないでしょうか。

また、私が留学先を選ぶ際に絶対的にこだわったのが、
・日本人が少ない地域(もしくは日本人はいなくてもいい)
・日本人生徒が少ない(もしくは日本人は私だけでいい)語学学校
この2点です。

なぜかと言うと、海外に留学しても、「月から金曜日は語学学校に通い、放課後と週末は日本人同士で集まって日本語で話していた」という友人の話を聞いたからです。
友人は自分でも「留学した意味がなかった、全然英語が上達してないまま日本に帰ってきた」と反省、自覚し日本に帰ってきました。
ということは、「語学学校に通うから英語が話せなくてもよい」ではなく、「今は、英語が話せないけど積極的に英語を使う機会を自分で作り、英語で会話する努力をする」ことが大事だと感じます。

全く英語ができないときは…

留学を決めたときに英語が出来ない時に必要なのはまずは生活する上で困らない英語力を身につけることだと思います。
そのためには、「相手が何を言っているか聞き取れる」ことがコミュニケーションにおいて大事です。
英語力に自信がつけば、語学学校の中でもレベルが上のクラスに進む、専門的な分野へ進むなど選択肢がさらに増えます。
英語を第一言語とする国は世界191か国中に12か国ありますが、英語の種類と聞いて有名なのは「アメリカ英語」と「イギリス英語」です。
私の初めての留学先はイギリスでしたが、現在はアメリカに住んでおり、話す英語は「アメリカ英語」です。
映画でイギリス英語を聞いたり、テレビのコメンテーターがブリティッシュイングリッシュを話していると「私もイギリス英語を話している時期があったな」と懐かしく思います。

専門分野を学ぶための留学

続いて「現在、アメリカの州立大学で専門分野を勉強している日本からの留学生たち」ですが、留学してきた当時から、まったく英語が話せなかったという人は私の周りにはいないのが現状です。

「アメリカ留学で専門分野を勉強する」という目的なので、予めTOEFLのスコアを持っていないと大学に願書が出せないということも聞いたことがあります。

語学留学と大きく違うのは、
「留学の目的が英語習得ではなく、専門分野の修士号、博士号を取得して専門的な仕事に就く」
という、ある意味人生を賭けた留学であるということです。そのため、英語が話せない、理解できないとなると
・「授業についていけない」
・「質問したい箇所すらわからない」
・「プロジェクトで無言になってしまい、やる気がない、関心がないと勘違いされてしまう」
というマイナス点が自ずと発生してしまうようです。

日本人留学生同士でも「今日は英語の日」と決めて英語で話す、勉強する、日本に一時帰国したときはTOEICを受けて自分の英語のレベルチェックをする、など専門分野を勉強するために留学に来ている人たちは、英語が理解できて話せることは、ある意味留学する上で大前提であり、毎日大学でアメリカ人たちと一緒に勉強し、友達になれば英語は上達していくのではないかと思います。

ただし、ネイティブレベルに流暢に英語を話すわけではなく、積極的にコミュニケーションをとる、自分の考え、意見を英語で述べることができる、単語が思いつかないときは代わりの単語がすぐに頭に浮かぶ、というような感じです。

大学で目的の専門分野を勉強する前に、数か月間、他の州や都市で「英語を学ぶために語学留学していた」という留学生もいるので、やはり英語が話せないと大学での専門分野の履修は難しいのだと思います。

まとめ

留学はその目的によって、自分の英語力が必要になります。
分かったふりをして頷いていると「さっき、“イエス”って言っていたよね」なんて話を振られてしまうこともあるのです。

英語が全く話せなくて、そのままひとりで友達も作らず、外出もせず孤独な留学生活を送るのであれば、その留学は成功とは呼べないのではないでしょうか。
英語が話せないからこそ、自分の知っている単語、文章でも積極的にコミュニケーションをとるようにすれば、留学当初よりも英語レベルは間違いなくアップし、友達もできて、この留学は成功だったと言えると思います。

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