幼稚園や保育園の家庭訪問で気をつけたい「品のあるママ」に魅せるためのマナー

新学期が始まり、一般的に4月から5月にかけて行われるのが「家庭訪問」です。
普段は、園への送り迎えのみで先生とはご挨拶程度であった場合、この家庭訪問が初めて担任の先生ときちんとお話が出来る貴重な機会になるのではないでしょうか。
私が子供の頃、家庭訪問となると母親が和菓子を買ってきて、お茶を準備して、お客様のおもてなしと同様のお迎えをしていたのを覚えています。
しかし、最近では幼稚園や保育園によって、「玄関先での訪問で家には上がりません」「お茶やお菓子は遠慮します」などと事前に家庭訪問に関する「通達」があると、友人ママから聞いたことがあります。
「通達」は絶対守るべき事項ですが、気持ちとしては「お茶の一杯くらい出しておいた方がいいのでは?」と迷うママもいらっしゃることと思います。
今日は「幼稚園や保育園の先生が家庭訪問に来られるときのマナー」というテーマで、家庭訪問で先生に失礼のないマナーをご紹介していきます。

家庭訪問の目的から考える「マナー」

まずは「家庭訪問の目的」を抑えておくことがポイントです。
家庭訪問の主な目的は、

①家の位置を確認する
②自宅周りの交通環境を知る
③親と対面する
④家の様子を知る

です。
しかも先生は一日に訪問すべきお家の数が決まっているため、家庭訪問で1軒あたりの滞在時間は平均10分と言われています。
事前に先生が家庭訪問で「何を知りたい」のかという質問に対しての答えをある程度ママが準備しておくことも、家庭訪問を時間通りに終わらせるためのマナーのひとつです。
そうすると、話が簡潔、なおかつ先生もママの話の内容が分かりやすいと思います。

幼稚園や保育園の家庭訪問では先生と何を話すの?

幼稚園や保育園の先生が家庭訪問を通じて知りたいこととして、

①子供の家での様子(何をして遊ぶのが好きか?テレビは何を観ているか?本の読み聞かせをママがしているか?など)
②子供が帰宅してからの生活の様子(ご飯の時間は?お風呂は誰が入れるのか?就寝時間、起床時間など)
③子供を取り巻く環境(緊急なお迎えの際には誰が来られるか?祖父母など両親以外に育児に協力してくれる人はいるか?園のイベントにはママ、パパは協力できる体制か?)
④子供のことで何か気になることはあるか?

が、主な会話の軸となります。

私の経験では、上記の質問にプラスして先生からひらがなの練習など「自宅でやっておいてほしいこと」を伝えられました。
上記を話し合うだけで、とても10分の枠には収まらないと思います。
そうすると家庭訪問のスケジュールがタイトになって先生に迷惑をかけることになってしまいます。

限られた時間を有効に使うためにも、
・家庭訪問の目的を理解すること
・先生への質問は事前にメモにまとめておくこと
・限られた時間の中での会話では「結論を先に述べる」こと
・年下の先生でも終始敬語で話すこと
が、家庭訪問のマナーです。

保育園や幼稚園から「家庭訪問は玄関先でする」と連絡があったときのマナー

「玄関先なのか部屋に上がるのか」は、幼稚園や保育園からの連絡通りに守るのがマナーです。
園からの「家庭訪問についての連絡事項」は注意深く読んでください。
そこに「玄関先の訪問で家には上がりません」と記載されていた場合のマナーをご紹介します。

①玄関の外、中の掃除をします。
先生側の目線で最後にチェックしてみます。

②上がり框(玄関の土間と廊下の段差)がある玄関であれば、座布団を2枚用意しておきます。
座布団は縫い目のない“輪”の部分が前にくるように使います。

③マンションの玄関のように上がり框がなく、バリアフリースタイルの玄関は椅子を2脚用意しておきます。
下駄箱側が下座となりますが、下駄箱の上に絵や花がある場合はそちらが上座となります。

④先生が鞄を玄関土間に直接置かれた場合は、「よろしければ、こちらに置いてください」と床ではない場所をお勧めします。
先生は鞄から書類を出したりされることが多いため、足元に置かれることがほとんどですが、一声お声掛けすることで心遣いが伝わります。

⑤玄関先でお茶を出してしまうと、先生も置き場に困るため基本的にはお茶は出さなくてもよいとされています。
小さいサイズのペットボトルなどは先生も口を付けやすく、持ち帰りできるため用意しておいてもよいかも知れません。

参考までに心理学では、1対1で話す際に真正面の位置は避けたほうがいいと言われています。
理由は真正面は「戦う位置」であり、敵対する位置だされているからです。
リラックスして本音で話しやすいとされる位置は、相手の真横に座る、若しくは斜め45度に座るとよいとされています。

幼稚園や保育園の家庭訪問で気をつけたいデキるお母さんのためのマナー

「玄関先での訪問」という連絡がなかった場合は「どうぞお上がりください」と家の中へお迎えするのがマナー。
この際に先生から「玄関で結構です」と言われたら、上記の玄関先で家庭訪問をするときのマナーを参考にしてください。

先生が家の中に上がる場合、

①家の中の掃除、念のためトイレ掃除をしておく。

②お茶とお菓子の準備をする。
先生の訪問前にお盆におしぼり、茶たく(コースター)、湯呑(グラス)、お菓子をセットしておきます。

③和室、洋室ともに先生は上座(入口から一番奥)をご案内して座っていただきます。

④お菓子は個装されたクッキーなど持ち帰りが簡単なものがよいです。
手作りのお菓子は、残しにくくその場で食べることを強要してしまうので出さない方がいいです。

⑤お茶とお菓子は、おしぼり→お菓子→お茶の順に出します。
このとき、お菓子は先生からみて中央に、お茶は先生からみて右側に置きましょう。

お茶やお菓子に口を一切付けない先生もたくさんおられます。
お帰りの際に「もしよろしければ・・・」とお持ち帰りのお声かけをしてください。
先生がお菓子を持ち帰ることを遠慮されたら無理に勧めないように気を付けてください。
家庭訪問のお茶出しでママの気遣いが伝わる!その方法は?

お茶やお菓子はいらないと連絡があったときは・・・

「お茶とお菓子は不要です」と事前に園から通達があれば、それに従うのがマナーです。
ただし、家庭訪問が実施される4月、5月ともなれば日によっては気温が上がる日もあります。
そんなときは、小さいサイズのペットボトルのお茶を念のため冷蔵庫に冷やしておいて、先生が到着されたタイミングもしくはお帰りのタイミングで「いかがですか?」とお伺いを立てることもひとつの心遣いです。
しかし、園からは「不要」と言われているためあくまでお伺いを立てて、無理に先生に持たせないようにしてください。

まとめ

家庭訪問におけるマナーは、「不要」と言われているのも関わらず、やり過ぎるのも「規則を守らないママという印象を与えるためNG」、かと言って、全く先生への気遣いをしないこともマナー違反となってしまいます。
あくまで「決められた規則、ルールの中で先生に尊敬と感謝の気持ちを伝えるための行動」が、家庭訪問におけるマナーと言えるのではないか、と経験から感じています。

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