ずばり結論から言うと、「呼ばれたからと言って、必ずしも次は自分の家に呼ぶ必要はない。」です。
そんな決まりやルールはありません。
しかしながら、「呼ばれたら、次は自分の家に呼ぶこと。」が暗黙の了解というか、ママ友との円滑な人間関係を続けて行く上での常識的な「ギブアンドテイク」という考え方が一般的というのが現実です。
呼ばれたら、次回は呼ぶ、ことで「してもらったら、同じようにして相手に返す」というプラスのギブアンドテイクが成立していると言えます。
ママ友の家に呼ばれたら呼び返すのがマナー?
私の経験上のお話をさせていただきます。
子供が幼稚園のときは4人のママ友と仲良くしていましたが、お家へ呼ぶ、呼ばれるに関しては「何をするか」という目的でそれぞれのママ友のお家へおじゃましていました。
例えば、我が家に呼ぶときは「季節ごとのパーティー」のときでした。
ハロウィン、クリスマスなどは全て我が家で行いました。
それには理由があります。
ご近所がこのような子供たちが喜ぶパーティーに協力的で、ハロウィン、クリスマスではお菓子を準備してくださったりと、多少子供たちが元気に遊んでも理解を示してくださるご近所さんだったためです。
そして私自身がパーティーの準備が好きということが大きな理由です。
他のママ友のお家におじゃまするときは、幼稚園の演劇会などの衣装の制作、お世話になった先生に子供たちがプレゼントを手作りするときなどの「クラフト系の作業のとき」は決まって、このママ友のお家でした。
理由は、このママ友はクラフトが好きで様々な道具をすでに揃えていたため、作業をしやすいという利点がありました。
またこのママ友も自分の家の方が、作業が進むからという理由で呼んでくれていました。
その他のママ友は、下の子が乳児だからオムツ交換、授乳に関して自宅だと気を遣わなくていいから、という理由で呼んでくれていましたが、もちろん1時間から2時間程度でおいとまして赤ちゃんのお昼寝の邪魔にならないように、周りのママたちで滞在時間に気を付けていました。
人を自宅に呼ばないママ友もいましたが、別にママ友を自宅に呼ばないことが理由でママ友間の人間関係に亀裂が入った、子供同士がいがみ合っていた、などということは一切なく、とてもよい人間関係を継続できていました。
なぜならば、このママ友が自宅に呼ばずとも、それに代わるような気遣いを見せてくれていたからです。
「いつもおじゃまさせてもらってありがとう。実家から果物が送られてきたから、少ししかないけどよかったら食べてね。」などとお裾分けをくださったりしていました。
「きっと家に呼びたくない理由が何かしらあるんだろう。」という程度で深く考えることもなかったです。
「ママ友の家に呼ばれた、でも理由があって自分の家には呼びたくない」場合もあるかと思います。
また、何となく気が合わない、子供が家を破壊する行動をとる、いつまでも親子で家に居続けて中々帰らない、などのうわさを聞いたことがある・・・などママ友によっては呼びたくないこともあるかも知れません。
・ママ友の家に行ったけど自分の家には呼びたくない時のた対処法
人間同士なのでこういう感情があって当たり前です。
「でも以前に呼んでくれているからどうしよう」と考えるのは、今後も人間関係を大事にしたいと考えていたり、ギブアンドテイクが常識だと考えている証拠です。
それならば、自宅に招かなくとも、代替案をいくつか考えることで自分の気持ちも楽になり、相手のママ友にも好意を伝えることが出来ます。
例えば、外でランチをする、お茶をするなども代替案になります。
「うちには呼びたくないから。」とダイレクトに相手に伝えて外で会うのではなく、「行ってみたいカフェがある。」「気になるランチメニューがある。」などと相手が思わず「いいね、行こうよ」と言ってくれそうな誘い方がスムーズです。
たとえ呼ばれた際に手土産を持参していても、外で会うのであれば「この前はお邪魔させてもらってありがとう。後片付け大変だったよね。」などとお礼を言って、500円程度のほんの気持ち程度の小さなプレゼントがあってもいいのかも知れません。
私は花屋さんで買った300円~500円の小さなブーケを渡していました。
まとめ
相手の家に呼ばれたからと言って必ずしも自分の家に呼ぶ必要はない、でも、家に呼ぶことに抵抗がないのであれば、招待するに越したことはないです。
「自分の家の方が融通が利いて気が楽だから」とママ友会の集合場所に自宅を開放してくれる方もいます。
友人からの相談で、「〇〇さんの家は行っても大丈夫」と、常にママ友や子供たちが入り浸りする家になってしまったと嘆いていました。
自分自身が「呼びたいか呼びたくないか。」ということ、もし呼びたくなくても過去に呼んでもらっているのであれば、何かしらの代替案で相手には好意を見せることがママ友とのよい関係を築くポイントになるのではないでしょうか。
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