「今度、うちでやるパーティーは子どもたちだけ参加のパーティーにするね。」と、ママ友から声をかけてもらったら、「楽しみ!!」と笑顔で言いながらも、心の声は「うちの子、私がいなくても大丈夫かしら・・・」と不安な気持ちにもなるものです。
今日は、ママ友の家でのパーティーの子どもだけ参加の場合、気をつけるべき点を中心にお話させていただきます。
目次
ママ友の家で子供だけ参加のパーティーに呼ばれたときにトラブルは避けたい!
パーティーともなれば、子どもは楽しみで仕方ないものです。
ワクワクドキドキしている我が子に「今日は、思い切り楽しんでおいでね!」と送り出したときに、「楽しむ」の意味を子ども自身がどのように解釈しているか、重要なのです。
「自分が楽しいと思うことが最優先。周りのお友達は関係ない。」という“常識”で参加すると、お友達とケンカしてしまって、主催のママ友に迷惑をかけてしまうかも知れません。
「自分が楽しむことも大事、でももっと大事なのは、お友達とも仲良く、後片付けもちゃんとして、みんなで楽しむことが一番大事。」という“常識”で参加すれば、ママ友も安心して子どもたち同士を遊ばせることができます。
パーティーで子どもが起こしたトラブルで、最悪のケース、ママ友との関係が悪化したり・・・なんてことは絶対に避けたいものです。
いわゆる「常識のレベル」というのは、実は人によってそれぞれだということを、私たちママがまずは理解しておかないといけないのかも知れません。
パーティーに参加するなら子供に教えておきたいマナー
子どもに「ちゃんとしなさいよ」は通用しません。
「ちゃんと」を具体的に教えます。
お行儀とマナーは「やらなくてはいけないこと」と「やってはダメなこと」に分けて教えるのがポイントです。
・玄関で靴を脱いだらそろえて、「こんにちは」と挨拶をすること。
・食べる前に手を洗わせてもらう。
・食べるときは、きちんと座って食べること。立ったまま、歩いたまま食べない。
・「いただきます」「ごちそうさまでした」を言うこと。
・勝手に引き出しや冷蔵庫を開けないこと。
・ドアが閉まっている部屋のドアを勝手に開けて入らないこと。
・部屋に置いてあるものを勝手に触らないこと。
・ソファー、ベッドの上で飛んだり跳ねたり、飛び降りたりして遊ばないこと。
・おもちゃを投げたりしないこと。遊んだらきちんと元に戻して片づけること。
・窓は勝手に開けないこと。
上記9つは、子どもがよそのお宅に遊びに行く際には、「守った方がいい」というより「守らなくてはいけない」こととして教えます。
子ども自身が「知っている」というレベルではなくて「きちんと守れる」というレベルになるようにまずは家庭で教えることが大事です。
ママ友に失礼のないように過ごすための当日の流れ
パーティーが始まる前
①手土産は何がいい?
ご招待されたのが「パーティー」であれば、箱に入ったお菓子が好ましいです。
ただし条件としては「食べやすいもの」です。
例えば、ひとくちサイズのチョコレートやクッキーなど、ママ友がわざわざ切り分けたりしなくても、箱を開けたら子どもたちが食べられるものがベストです。
子どもたちを1人で見ているママ友の仕事を増やさないことが心遣いです。
また、ママ友用にひとつ小さい手土産があっても喜ばれます。
例えば、4個入りのチョコレートの詰め合わせなど、ほんの感謝の気持ちを伝えられるようなギフトがあると、もらったママ友も嬉しいです。
何にしようか迷ったら、フルーツも子どもたちは好きなのでおすすめです。
こちらも、スイカ丸ごと、パイナップル丸ごとだと、切り分けるのが大変なので、予めカットしてあるフルーツの盛り合わせなどが食べやすく、後片付けも楽です。
子どもを送っていった際に、挨拶を兼ねて直接お渡しできるのが理想的です。
・ママ友の家に呼ばれたときのおすすめ手土産を詳しく紹介!
②子どもをママ友の家に送ったときに伝えるべきことは?
子どもの年齢にもよりますが、子どもをママ友の家に送っていったときには、「今日はお招きいただいてありがとうございます。
もし何かあれば連絡してくださいね。すぐにお迎えに来ますから。」と、怪我などの緊急事態が発生した場合にはすぐに動くことができることを伝えます。
パーティー当日が、仕事などで抜けられない場合は、そのことが分かった時点[1]パーティー開催日より前にママ友に伝えておいた方がいいです。
もちろんママ友との親交の深さ、気兼ねなく何でも頼める仲なのか、にもよりますが、当日に「今日は仕事だから何かあってもお迎えくるのに時間かかりますから。」というのは、子どもを押し付けているみたいでよい印象にはならない恐れがあります。
パーティーが終わったら
③参加させてもらったお礼を伝える。
子どもだけのパーティーとなると、主催のママ友は準備から当日は子どものお世話など、やるべきことがたくさんあります。
ママ友に「お疲れ様でした」という労いの気持ちを込めて、お礼を言います。
④子どもが「楽しかった」と言っていることを伝える。
主催のママ友は「子どもたちが楽しめたか?」ということが気になっています。
ぜひ「うちに帰ってきてからも、ずっと楽しかった、楽しかった、って言っています。」とお伝えください。
具体的にゲームなど「何が楽しかったのか」をお伝えできるとママ友にも分かりやすく伝わります。
⑤本音トークを聞き出すことで、今後のしつけの参考になることを伝える。
例えお行儀の悪い行動があったとしても、ママ友の仲になるとお互い言いにくいケースもあります。
思い切って「今後のしつけの参考のために教えてもらいたいのですが、うちの子、何か失礼なことをしたり、言ったりしてお友達を傷つけたりなど、何か気付かれたことはありませんか?」と、本音トークをすることで、きちんとしたママさんだな、という印象を持ってもらえるかと思います。
まとめ
「やってはいけないこと」「やらなくてはいけないこと」を子どもが理解して、行動できていれば、子どもだけでパーティーに参加しても大丈夫です。
ただし普段の行いがよそでも出てしまう、というのが子どもです。
家庭での教えをもう1度見直すすとともに、パーティーできちんとお行儀よくできたのであれば、たくさん褒めてあげてくださいね。
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References
↑1 | パーティー開催日より前 |
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