記事内に広告を含みます

子どもの頭痛や腹痛は病院に連れて行くべき?冷静に判断するには

皆さんは自分に思ってもいなかった事が起こると冷静でいられる自信はありますか?

例えば高額の宝くじに当選したとか、ずっと欲しかった物が手に入ったとか…

このように嬉しいことであればいいのですが、目の前で急に人が倒れたり、事故を目撃した時に冷静な判断をすることができますか?

ましてやそれが我が子であったならばパニックにならず冷静な判断をすることができますか?

今回は私の経験から子供が病気になった時に冷静な判断や対処をするためにはどうしたら良いかについて書いていきます。

子どもが頭痛を訴えてくるけれど病院に連れて行くべき?

子供の訴えで多いものの1つに頭痛があります。
頭痛にも様々ありストレスからくる頭痛や病気が原因で起こる頭痛などがあります。

子供が頭が痛いと言っても慌てず、子供の訴えを聞き熱や嘔吐の有無、会話は成り立っているかなどを確認します。
熱が高くても意識がはっきりしていて、機嫌もよく、水分もしっかり摂れているのであれば急いで病院に行く必要はありません。
病院へ行った方がよいと判断する基準としては、意識障害がある、食欲がなくグッタリしている、水分摂取できていない、嘔吐をしている、痙攣しているなどです。
痙攣の場合はすぐに病院へ行ってください。

また頭痛の時は冷やす、と思っている方も多いと思いますが冷やすと逆効果になってしまうこともあります。
ストレスからくる頭痛の場合は筋肉が緊張しているためリラックスできるようにホットタオルや温湿布で対処し適度な運動を心がけるようにしていきます。

片頭痛の場合は血管が拡張されることで起こるため、冷やしたり血管を収縮させる作用のあるカフェインを摂るなどして対処していきます。
体を温めるような行動は血管が拡張されるため逆効果になるので避けます。

同じ頭痛であっても原因が違えば対処法も異なってきます。

子どもが腹痛を訴えてくるけれど病院に連れて行く?

次に腹痛です。
腹痛も子供の訴えで多いものの1つで原因も様々です。
まずは心因性の腹痛です。この心因性の腹痛は小学生に多くみられ腹痛以外の訴えはほとんどありませんが症状としては下痢を伴うこともあります。
登校前に訴えることが多く、休みの日にはほとんど訴えないことが特徴です。
心因性の腹痛に対してはストレスの除去、規則正しい生活、安心できる環境を作ることが大切です。

心因性以外の腹痛で1番多いのは便秘やガスの溜まりによる腹痛です。
子供はよく動くから便秘とは無縁なイメージがありますが、遊びに夢中になり便意を我慢することで便秘になることがあります。
子供なので遊びに夢中になるのは仕方ないのですがトイレは我慢しないように伝えることと、出来るだけ朝トイレに座る習慣をつけるようにすると良いと思います。

乳児など自分で症状が言えない年齢であれば泣き方が酷いと不安になるので病院へ連れていきますが、自分で症状が言える年齢であれば症状を聞いて判断するのも良いと思います。
いつから、どのように痛むのか、下痢や便秘はしていないか、学校で何か感染症は流行っていないか、熱や嘔吐、お腹のはりはないかなどが確認するポイントとなります。

まとめ

私は以前看護師をしており患者さんの急変などもみてきました。
しかし我が子が熱性痙攣を起こしているのを見た時パニック状態に陥りました。
救急車を呼ぼうと携帯を持ったものの番号がすぐに出てきませんでした。

119でしょ!忘れるわけがない。と思うかもしれません、私も忘れるわけがない。そう思っていました。
しかしパニック状態に陥ったら119さえも出てこないのが現実で、それを私自身が実際に経験しパニックになる事の恐ろしさを実感しました。

子供が体調を崩した時は焦りますし、泣き叫ぶくらい痛がっていたらパニックにもなるかもしれません。
そうならないためにも子供が罹患しやすい病気の対処法や病院へ行く目安をまとめてわかりやすいところに置いておくと良いと思います。
子育てをしていると心配事は尽きませんが子供の命を守るためにも冷静な行動と的確な判断が出来るようになっておきたいですね。