オオカミ少年の話はご存知でしょうか?
羊飼いの少年が「オオカミがきたー」と言って何度も村人たちに嘘をつき村人たちを怒らせます。
そして本当にオオカミが来た時、村人たちはまた少年の嘘だと思い助けに行かず羊が食べられてしまうというお話。
子供は時として嘘をつくことがあります。
お腹が痛いや頭が痛いなど。
嘘をつく理由としては、親の気を引きたい、学校に行きたくない様々です。
今回は子供を病院に連れて行くか行かないかどう判断したら良いか悩んだ時に参考になるポイントを紹介します。
子どもを病院に連れて行くか行かないか迷った時の判断の目安
病気の場合
実は我が家の娘も小学校に上がった時から毎朝腹痛を訴えます。
最初はストレスかな?友達と上手くいっていないのかな?と心配していましたが「お腹痛い」と言いながらも普通に動いているので段々疑うようになり「本当に痛かったらそんなに動けないよ。」と言ったことがあります。
その後も腹痛は続いたので何度か病院で診てもらいましたが「この年頃の子にはよるあるし、検査結果も問題ないから大丈夫」とのことでした。
子供の訴えをどの程度信じたらいいのか?
いつものことだからと言って信じず、実際は大きな病気だったらどうしようと判断に困ったことはありませんか?
子供が不調を訴えてきた場合、いつものことであってもまずは訴えを聞いてあげてください。
もしかしたらいつもと痛がっている場所が違うかもしれません。痛みの出方が違うかもしれません。
私の場合、娘が小学校に上がったばかりだったという事もありストレスからくるものだと思い様子を見ることにしました。
実際1学期の最初の頃は登校前になると口数が減っていましたし、隠れて泣いていたのを見た事もあります。
しかし2学期になり学校が楽しいというようになっても腹痛を訴えていたため病院へ行くことにしました。
このように様子をみてから判断して良い場合とすぐに病院へ行ったほうが良い場合があります。
病院へ行った方がよい場合としては、食欲がなくグッタリしている、水分摂取できていない、高熱がある、嘔吐や下痢をしている、激しい腹痛、痙攣しているなどです。
痙攣の場合はすぐに病院へ行ってください。
・子どもが熱をだして痙攣している!ときは救急車を呼ぶべき?呼ぶ前に確認しておきたい症状とは
怪我の場合
そして病気以外で気がかりなのが怪我です。
子供は想像力豊かで大人が考えもしないことをします。
例えば傘をさして高い所から飛び降りたらゆっくり降りることができるんじゃないかとか…(私のことです。2m弱くらいの高さだったと思います。)
私のように大して高くない所から飛び降りて足がジンジンするとかなら経験となるのですが、火の近くで遊んでいて火傷したや走っていて足が滑って頭を強く打ったとかならば、もちろんすぐに病院へ行きます。
火傷は程度にもよりますが軽ければ冷やすだけで良い場合もあります。
かなり酷い場合だと冷やそうと服やズボンを脱がせようとしますが、それはやってはいけません。
皮膚が剥がれてしまう可能性があるからです。
衣服の上から流水で冷やしてください。
また間違えて誤飲した場合はムリに吐かせてはダメな物もあります。
ちょっとぶつかってコブが出来た程度なら冷やして様子をみるだけで良いと思いますが、頭を強く打った場合で痙攣が起きたり嘔吐を繰り返している時はすぐ病院へ行きます。
また症状がすぐにでない場合もあるので念のため病院に行った方が良いです。
まとめ
このようにアクシデントがあった場合の対処法を知っていたら、すぐに病院へ行くべきか様子を見てからで良いのか判断しやすいと思います。
とはいえ、目の前で我が子が苦しんでいる姿を見たら冷静な判断なんて出来ないですよね。
子供たちには元気にスクスク育ってほしいものです。
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