前回の記事では、夏の部屋干しでは、暖房を使っても上手く乾かすことができないことについて書いてみました。
それじゃあ、どうしたら洗濯物を素早く乾かすことができるのというのが疑問になりますよね?
できないことが分かってもどうすればいいのかが、分からないと意味がありません。
できるだけ速く乾かして嫌な部屋干し臭や生乾きの臭いにさようならをするためにはどうすればいいのでしょうか。
今回の記事では、夏の部屋干しの素早い乾かし方について書いてみたいと思います。
部屋干し臭の原因は?
部屋干し臭や生乾きの臭い対策には、できるだけ早く洗濯物の水分を蒸発させることが大切です。
水分を蒸発させることで、細菌の繁殖する条件を完全になくすことができます。
早く洗濯物を乾かすことは重要ですが、それだけでは不十分です。
洗濯をする前に、気を付けた方がいいこともあります。
まずはきちんと衣服を洗濯することが大切です。
・部屋干しの臭いの原因は洗濯で落ちなかった汚れ!?できるだけ落とすにはどうしたらいいの?
洗濯が終わったら、次はいかに早く干すのかということが大切です。
またなぜ早く乾かすべきなのかは、部屋干し臭や生乾きの臭いの原因が分かれば、早く乾かそう!という風になると思います。
・洗濯物を部屋干しした時の臭いの原因は細菌?早く乾かすメリットとは?
嫌な臭いを出さないように干すにはどこに気を付ければいいのでしょうか。
洗濯物を早く乾かすコツは?
洗濯物を干すときに、くっつかないように気を付けましょう。
洗濯物同士に隙間があるだけで乾く早さは全く違ってきます。
洗濯物をきちきちにくっつけて干してしまうと、洗濯物をかごにいれている状態とそんなに変わらなくなってしまいます。
洗濯物同士があたらないように隙間を空けて干すのがおすすめです。
洗濯物どうしの間を空気が行き来できるようにすると、乾きやすくなります。
どうしても洗濯物を干す場所が確保できない・・・という場合は、
カーテンレールなどを利用して干しているような場合はこういう物干しを利用することで、効率的に干すことができます。
大きめの物干しを利用すると、隙間を確保しながら洗濯物を干すことができます。
洗濯物の隙間を活かすには
洗濯物同士の隙間をあけるのは基本ですが、さらに一工夫してみましょう。
部屋干しの際に扇風機などを使って洗濯物の隙間に風を通して上げるようにします。
すると洗濯物の間の空気が絶えず入れ替わるので、洗濯物がとても乾きやすくなります。
扇風機を使うコツとしては、洗濯物と洗濯物の間を空気が通るように風を送ることです。
首振り機能と一緒に使うとより効率的に乾かせるのではないでしょうか。
家にサーキュレーターしかない!という時はもちろんサーキュレーターでもOKです。
さらに部屋干しした洗濯物を早く乾かすのにおすすめしたいのは、除湿機です。
除湿機を使って湿気を取り除く
部屋干しの時に使いたいのは除湿機です。
扇風機を使って部屋干しをしていくとどうしても湿気がこもりがちになります。
湿気がこもってしまうと、次に心配になるのが部屋の結露やカビです。
カビがはえると、健康に良いはずもありませんよね。
場合によっては部屋が結露してしまう・・・なんてことも起こることがあります。
そこで除湿機を使うと、しっかりと湿気を除去することができます。
実際に使ってみると、こんなに湿気があるのか・・・と驚きますよ。
洗濯物を干して、除湿機を入れてみると面白いように水分が除湿機にたまります。
本当に早く乾くのでおすすめです。
まとめ
夏の部屋干しは、冬に比べて気温が高いこともあり、特に洗濯物を早く乾かすことがおすすめです。
どうしても気温がある程度あることもあり、洗濯物も臭いやすくなります。
部屋干し臭などを出さないようにするコツは、「きちんと洗濯をする」、「早く洗濯物を乾かす」ということにつきると思います。
どちらも当たり前といえば当たり前ですが、意外とできていないことも多いものです。
ちょっとした心がけ1つで嫌な部屋干し臭や生乾きの臭いとお別れができることもあります。