車の窓が曇らないための冬にできる対策とは?

冬になってくると車の運転をしている時にガラスが曇ることが増えてきますよね。

視界が悪くなるだけでなく事故の元になりかねないのでなるべく曇らないようにしたいものです。

きちんと対策をしないとどんどん曇りがひどくなってほんとに外が見えなくなってしまいます。

安全で快適なドライブを楽しめるように曇りをきれいに取るにはどのようにしたらよいでしょうか?

冬に起こる車の窓の曇りの原因は?

冬になると車のガラスって曇りやすくなりますよね。
曇りがひどくなると視界が悪くなって本当に危険だし、運転に必要以上に気を遣わないといけなくなるので疲れてしまいます。
快適で安全なドライブのためにも視界をすっきりさせたいですよね。

そのためには車のガラスが曇ってきた時はどうしたらいいのでしょうか?
そもそもなぜ曇ってしまうのでしょうか?
これには、空気中の水蒸気量、気温、飽和水蒸気量1)空気1m3あたりに含むことができる水蒸気量の限界のこと、相対湿度2)飽和水蒸気量に対する水蒸気量の割合で次の式で求めることができます。相対湿度[%] = {空気1m<sup>3</sup>中に含まれる水蒸気量[g/m<sup>3</sup>]/その気温での飽和水蒸気量[g/m<sup>3</sup>]}×100飽和水蒸気量が20g/m<sup>3</sup>、水蒸気量が5g/m<sup>3</sup>の時の相対湿度を求めます。相対湿度[%] = 5g/m<sup>3</sup>÷20g/m<sup>3</sup>×100= 25%となり、相対湿度が25%ということになります。つまり相対湿度とは、飽和水蒸気量に占める水蒸気量の割合ということになります。などが関係してきます。

そもそもなぜ冬になると車のガラスは曇り始めるのでしょうか?
これは結露と全く同じメカニズムで起きています。
結露が出来る理由とその対策方法

車内は暖房をいれて暖かくなり、気温が上っていくことで飽和水蒸気量が増加します。

すると、空気中にため込むことができる水蒸気量が多くなり、相対湿度が下がるため水分が蒸発しやすくなります。

また、空気が乾燥することで人の呼気から水蒸気量の供給量が増えることになります。

車内は密閉された空間なので水蒸気が外に逃げることが少ないため、水蒸気量が増加していき、その湿った空気がガラス付近で冷やされて、露点3)空気が冷やされて水蒸気が水に変わり始める温度温度を下回るようになります。

空気がため込むことができる水蒸気量を実際に含まれる水蒸気量がこえたときに結露と同じ原理でガラスが曇るようになります。

冬になると家の窓に水滴がつくようになりますよね。

それと同じです。

それでは車ではどのようなガラスの曇り対策ができるでしょうか?

車の窓の曇り対策!

原因は大きく2点ですね。
空気中の水蒸気が増加すること、窓付近で暖かく湿った空気が冷やされることです。
この2点を緩和できれば曇りはなくなるもしくは軽減できそうですね!

まずは空気中の水蒸気量の増加を考えていきましょう。
水蒸気の供給源は人ですね。
ペットや植物などを乗せていたり飲み物をコップに入れているような状態であれば、これらも水蒸気の供給源になります。

暖めた空気のせいで水分が蒸発しやすくなるので呼気中の水蒸気量が増えることもあります。
呼吸を止めるわけにもいかないので、水蒸気の発生を抑えるのは難しそうですね。
水蒸気の発生源はどうにもできそうにないので、空気中の水蒸気を取り除く方法を考えていきましょう。

これが嬉しいことに方法があるんですね!
それは2つです。

1つは、窓を開け換気をするという方法です。
車の外と中の空気の水蒸気量は乗ったときはほとんど同じなはずです。
しかし運転をしているうちに車内の密閉された空間で人が呼吸をすることで、空気中の水蒸気量が増加しますよね。
車の窓を開けることで、その車内の水蒸気量が増加した空気を外に出して車外の車内よりも乾燥した空気を車内に取り込むことができます。
その結果車内の水蒸気量を減らすことができるということになります。
この方法の欠点は、もう明白ですよね。

ガラスの曇りがひどくなるときは気温が低いときです。
寒いんです。とにかく寒いんです。
しかも曇り始めるたびに何度も窓を開けないといけなくなります。
そんなあなたのためにもう1つ方法があります。
この方法をオススメできるのはボタン1つでできるからです。
車の中にA/Cというボタンはありませんか?
夏にクーラーをいれる時には必ず押しますよね?

ちなみにA/Cというのはエアコンディショナーのことです。
略してエアコンですね。
このボタンを押すと冷房が入ります。

冷房というと冬とは無関係のようですが、今回の曇りを取るためには大切なんです。
冷房というのは空気を冷やす機能なんですね。
空気を一定以上に冷やすと水蒸気の一部が水滴となります。
つまり車内の水蒸気を減らすことができるんです!

水蒸気量が減った空気を暖めると乾燥した空気をだせるようになるので、A/Cボタンを押すと曇りがとれやすくなるのです。
A/Cボタンをおして冷房が入っても大丈夫?と思われるかもしれませんが、そこは大丈夫です!
温度設定をきちんとすればそんな冷たい空気はでてきません。

A/Cボタンを押していない時と比べると、吹き出し口から出る空気は冷たくなりますが、温度設定をきちんとすれば寒くて使えないということはありません。
A/Cボタンをおして、下の写真のマーク(デフロスターって名前です。)のところにエアコンの吹き出し方をセットすれば曇りがスカッととれるはずです!

曇りがとれないと悩まれてる方は1度試してみてくださいね!
また、デフロスターにするとフロントガラスに直接暖かい空気を当てることができるのでガラス付近の温度もあげることができるためさらに曇りにくくなりますよ。

まとめ

今回は車のガラスの曇り対策を考えました。
曇ったときは迷わずA/Cボタンを押すと曇りを取ることができます。
あとはエアコンの吹き出し口をデフロスターに設定すればばっちりです!
曇ると視界が悪くなり事故を起こしやすくなります。
一旦事故を起こすと取り返しのつかないことにもなりかねないので、窓が曇ってきたら早め早めに曇りを取るようにしましょう。
良好な視界で安全・快適なカーライフを楽しみましょう!
車の窓ガラスが曇る理由や原因と予防

References   [ + ]

1. 空気1m3あたりに含むことができる水蒸気量の限界のこと
2. 飽和水蒸気量に対する水蒸気量の割合で次の式で求めることができます。相対湿度[%] = {空気1m<sup>3</sup>中に含まれる水蒸気量[g/m<sup>3</sup>]/その気温での飽和水蒸気量[g/m<sup>3</sup>]}×100飽和水蒸気量が20g/m<sup>3</sup>、水蒸気量が5g/m<sup>3</sup>の時の相対湿度を求めます。相対湿度[%] = 5g/m<sup>3</sup>÷20g/m<sup>3</sup>×100= 25%となり、相対湿度が25%ということになります。つまり相対湿度とは、飽和水蒸気量に占める水蒸気量の割合ということになります。
3. 空気が冷やされて水蒸気が水に変わり始める温度温度