結婚式は新郎にとっても新婦にとっても、また家族にとっても重要なイベントです。
そんな重要な1日のゲストを迎えるにあたって、気になるのはやはり料理と言えるでしょう。
今回はそんな結婚式披露宴の料理にターゲットを絞って調査していきます。
結婚式の料理は値段を下げるとしょぼいと思われる?
結婚式披露宴で、料理は必要不可欠なものです。
代金の大半を占めているのも料理であることは間違いありませんね。
しかし、お迎えするゲストは年齢も性別も様々で、全員を100%満足させることは中々難しいと言えます。
そういう意味では理由もなく豪華絢爛にしなければならないと言うことはありません。
ケチると言うと少々語弊がありますが、高いコースにしても安いコースにしても“質”は変わりません。
では何が変わってくるかと言うと単純に「量が多いか、少ないか」と言うことに集約されます。
結婚式の料理の品数の相場は?
安価なコースであれば品数が6品や7品程度になり、高額なコースは9品、10品になると言うだけのことです。
結婚式披露宴は必ずしも昼食時、夕食時に行われる訳ではありません。
中途半端な時間に行われることがほとんどの為、皆が満腹になるほどの量を設定する必要がないのです。
腹八分目と言うことであれば6~7品のコースで充分だと言えるのです。
結婚式の料理で値段を抑えても大丈夫なところ
では、結婚式披露宴の料理でお金をかけなくても良いところはどこでしょうか。
ですが、まず料理にお金をかけるか、かけないかと言う以前にブライダルの値引き対象となるのは料理・飲料である事を念頭に入れておきましょう。
代金の大半を占めている料理・飲料が値引きの対象になると聞くと驚くかも知れませんが、こうしたものは大抵原価が10%程度で、人件費を考慮したとしても料金の30%以内には収まるものなのです。
つまり、どれだけ経費が高くても会場側は料理・飲料で70%以上の儲けを出せるのです。
その為、値引き交渉をし、値引きに成功したとしても料理の“質”は下がらないのです。
良く料理・飲料をケチるとゲストに気付かれると言うアドバイスが多いのですが、材料が高くなくても温かいものは温かく、冷たいものは冷たく、ゲストを思って打ち合わせをした料理を饗することが出来ればゲストも充分満足できる筈です。
特に、美味しいものは「もっと食べたいな」と言った量を出す事の方が適しているのです。
ゲストにはお年を召した方もいるでしょうから、必要以上の量は出さないでおきましょう。
また、お金をかけないポイントとして新郎新婦の料理はどの道食べることが出来ないので当日は軽いものにしてもらうことです。
更に、小さい子供にはワンプレートのお子様ランチが最適です。
結婚式の料理で値段が張っても譲れないポイント
結婚式披露宴の料理では、料理そのものよりも「ドリンク」が重要になってきます。
ウェルカムドリンクや結婚披露宴の中では全てフリードリンクにしておきましょう。
飲料はとにかく凄い量が消費されます。
フリードリンクを組み込んでおかないと、請求の際にとんでもない金額が請求されることになります。
更に最近では「ケーキカット用ケーキ」(デザートや引き出物になる)を特注で作ることが少なくありません。
これまでは常にお決まりのショーケーキタイプがほとんどだったのですが、今は実に色々な種類のものが増えています。
ケーキカットは写真やビデオにも収まりますので、ありきたりなものは避けてみるのも一手ではないでしょうか。
ゲストにしても、結婚式=ショートケーキでは楽しみも少ないと言え、ほんの少しお金と気を遣うのも喜ばれることに繋がるでしょう。
まとめ
今回はそんな結婚式披露宴の料理にターゲットを絞って調査しました。
結婚式披露宴のメインと言っても過言ではない料理ですが、ただ無意味にお金を遣えば良いと言うものではないとお判りになったのではないでしょうか。
ゲストを迎えるにあたっても無駄に豪華絢爛にするのではなく、気配りが出来ているものを饗するのが正解と言えるでしょう。