春の味覚たけのこ。
本当においしいですよね。
たけのこ独特のあの風味がたまりません。
しかし、あまり料理をする機会がないたけのこだけに、あれ?どうやって料理するんだっけ?となってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的には米ぬかを使って下準備をすると思うのですが、米ぬかがない!ということもあると思います。
今回の記事では、生たけのこの下準備を米ぬかなしでする方法について書いていきます。
生たけのこのあく抜きには、なぜ米ぬかが必要なのか
生たけのこのあく抜きに必要な米ぬか。
「生たけのこの下準備」は、簡単に言うと「米ぬかと一緒に煮る」とことを指しています。
ゆでるだけでもよさそうなものですが、米ぬかはなぜ必要なのでしょうか。
そもそもなぜ、面倒な下準備が必要なのでしょうか。
なぜたけのこは下準備が必要なの?
たけのこは山に生えています。
たけのこは収穫してすぐに食す場合だと、あく抜きが必要ありません。
その場でたけのこの刺身をいただく。
なんてことも可能なんですね。
しかし、たけのこの刺身は、ほんとうにたけのこを掘ったその場で調理しないと食べられたものではありません。
たけのこ掘りに行かないと食べられない。
なんだか贅沢な感じですね。
たけのこ掘りに行かれる機会があれば是非食べたい一品です。
では、なぜこのたけのこが掘りたてでないとそのまま刺身で食べられないのか。
それは、たけのこは収穫すると、すぐにえぐみが出始めるからです。
このスピードが速いため、収穫したその場でしか刺身として食べられません。
いや、食べられたものではありません。
このえぐみを取って美味しいたけのこになってもらうために下準備をしないといけないというわけです。
たけのこの収穫後のえぐみアップの速さがとんでもなく速いので、生たけのこをget したときは、なるべく早くあく抜きをするのがポイント!
しかし、今回は米ぬかがないというちょっとしたピンチになってしまいました。
あく抜きをする際に米ぬかを投入するのは、米ぬかにえぐみを吸収してもらい、たけのこを柔らかくして、うまみを高める働きがあるからです。
米ぬかがいけると言うことは…
そのもとになる米でもいける気がします。
と、いうことで、米ぬかではなくお米を使ってあく抜きをしてみたいと思います。
たけのこの下処理を米ぬかなしでやってみた!
たけのこの下処理の手順です。
こんな感じでやってみたいと思います。
実際に米ぬかなしで生たけのこのあく抜きをやってみよう
今回はスーパーで生たけのこを購入です。
袋に入っているときは奇麗そうに見えたのですが…
袋を開けてみると、意外と土で汚れています。
たけのこが土などで汚れているときはたわしでごしごし汚れを落としましょう。
袋から出した写真と見比べてもらえると分かりますが、とってもきれいになりました。
たけのこの皮を2~3枚むきます。
皮の上の方や真ん中から剥くと結構むきにくいし、力が必要です。
根っこの部分のほうから剥いてみると、簡単に皮を剥くことができます。
ぴかぴかになりました。
次にたけのこの先端部分を切り落とします。
たけのこの先っぽを切った切断面です。
皮が幾重にも重なり合っています。
鍋にたけのこが浸るくらいの水をいれて、たけのこを入れ、お米を投入します。
たけのこが軽いのか浮いてきます。
上からお皿などの落としぶたを乗せて沈めちゃうといいと思います。
要はたけのこが奇麗に沈めばOKですよ。
沸騰したら、弱火にします。
今回は1時間ほど煮てみました。
きちんと煮えているか、竹串を刺して確認です。
湯気のせいでなんだか幻想的なたけのこが撮れました。
たけのこの下処理が出来たら、たけのこを適当な大きさに切って、お米2合とともに炊飯器に投入です。
一緒に鶏肉とマイタケ、ショウガ、酒大さじ1、みりん大さじ2、醤油大さじ2、塩を少し加えて炊いてみました。
お茶碗にたけのこご飯をよそってみました。
スーパーで買ってみましたが思った以上に美味しくできました。
また、作ってみたいと思います。
まとめ
今回の記事では、たけのこの下処理を米ぬかなしでする方法について書いてみました。
特に問題なくおいしく食べることが出来ました。
米ぬかなしでも意外と美味しくできるものですね。
ただここで1つ疑問が…
米ぬかなしだと美味しくできないのかということです。
うーん、こればかりはやってみないと分かりませんね。
また次回、たけのこが手に入ったら、ゆでるだけで下処理がうまくできるのかやってみたいと思います。
References
↑1 | 今回は43グラムでした。 |
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