「受けさせたほうがいいのかなぁ?」、「受けさせなくていいのかなぁ?」と、悩むのがワクチン接種。
外で放し飼いにしている猫であれば受けさせないとと思いますが、室内で飼っているのであれば特に必要ない気がするけどもと思ってしまいます。
副作用があるとも聞くし実際にはどうしたほうがいいのでしょうか?
今回は、室内外の猫ちゃんにもワクチンをどうしたらいいのかについて書いてみたいと思います。
室内飼いの猫ちゃんにもワクチンって必要?
我が家にはくろねこちゃんがいますが、実は初めての猫ちゃんになります。
外に出すと事故にあうだとか室内飼と比べるとかなり短命だそうです。
そんなことを聞いていたので、くろねこちゃんは完全室内飼の猫ちゃんにするつもりで、ワクチンを打つなんて考えていもいませんでした。
しかし、完全室内飼でもくろねこちゃんが脱走してしまった場合きちんとお家に帰ってこれたとしても外で大きな伝染病をもらってくる可能性や自分が家に何かしらのウィルスを持ち込んでしまう可能性を考えるとワクチンは打つべきなのか…
ワクチンを打った時のリスクと打たなかった時のリスクを考えてどちらがよりくろねこちゃんにとっていいのかで判断するしかなさそうです。
悩んだ結果、ワクチンを打つことにしました。
何種のワクチンを打ったらいいの?
ワクチンには3種ワクチンや4種ワクチンのように〇種ワクチンという言い方になっています。
数字は予防できる病気の種類を示しています。
単純に考えると数字が大きいほうがよさそうですよね。
せっかくですからたくさんの感染症を防いでほしいものです。
しかし予防できる感染症の数が増えると副作用も強くなってしまいます。
猫ちゃんのライフスタイルによって何種のワクチンを打つか決めるといいですね。
完全室内飼いの場合は3種で十分ではないかと思います。
心配な場合は獣医師さんに相談して何種のワクチンを打つのか決めましょう。
猫ちゃんの3種ワクチンの費用ってどれくらい?
3種ワクチンの費用は大体4000円前後くらいでしょうか。
もう少し多くの感染症を予防できるものでも8000円程度で収まることがほとんどだと思います。
病院によってかなりまちまちなので、値段が気になるようであれば先に確認しておくことが無難でしょう。
ワクチンはいつ打ったらいいの?
ワクチンを打つ時期の目安は生後2か月くらいで1回目、その1か月後に2回目となっています。
ワクチンの効果は基本的には1年ほど持続します。
そのため2回目のワクチン接種が終われば1年おきに打てば大丈夫です。
1回目と2回目のワクチンの間隔だけが1か月と短くなっています。
猫ちゃんのワクチンの副作用
ワクチンは異物を体内に入れるためどうしても副作用がつきものです。
ワクチンを打った後は安静にさせておきましょう。
またワクチンを接種したあとは30分から1時間くらいは動物病院にいるように言われることが多いようです。
それはワクチンの副作用がでたときに対処するためなので、猫ちゃんのためなので猫ちゃんの様子を見ながら動物病院で待つようにしましょう。
ワクチンの接種をする時間は午前がおすすめです。
これはワクチン接種後に猫ちゃんの体調が悪くなってしまった時に対処しやすいためです。
夕方にワクチンを接種して夜に体調を崩してしまった場合は動物病院の先生に対処してもらえない可能性があります。
そんなことになったら心配で大変な思いをしてしまいます。
大変な思いをするだけならまだいいのですが、場合によっては不幸な結果に…ということも考えられるので、リスクを避ける意味でも午前中にワクチンを接種するのがいいと思います。
ちなみにくろねこちゃんが初めてワクチンを打った時は丸まって動かなくなってしまったのでとても心配しました。
元気がなく、吐いたりしたためずっと見ていました。
ワクチンを接種した次の日には随分よくなったのですが、1か月後のワクチンが憂鬱になったのを覚えています。
ただ2回目のワクチン接種ではそこまでの副作用はなくちょっと元気がないかな?というくらいでした。
確かに副作用はあるのですが、感染症になるリスクとワクチンの副作用を天秤にかけるとワクチンを接種するほうがいい気がします。
ワクチンを接種せずに感染症にかかってもそれはそれで後悔してしまうと思うので…
副作用が心配な場合は事前にしっかり獣医師さんに相談しておけばより安心できます。
信頼できる獣医さんに相談するようにしましょう。
まとめ
室内飼いの猫ちゃんにワクチンが必要かについての記事でした。
室内飼いとはいえ基本的にはワクチンを接種したほうがいいのではないでしょうか。
どこで感染症にかかるのかは予想できないこともあります。
1番基本の3種ワクチンは接種したおくことがおススメです。
脱走してしまったときや、動物病院に連れていったときに病気をもらうことも考えられます。
ただ、ワクチンはより安全になってきているとはいえノーリスクではありません。
副作用もありますし、死んでしまう可能性も0ではありません。
くろねこちゃんが副作用で元気がなかったときは死ぬほど心配しました。
2回目の3種ワクチンの接種をやめようかと思ったほどです。
それでも感染症のリスクと比較するとワクチンを打ったほうが良いと判断しました。
この辺りは飼い主さんの価値観がでそうなところですね。
心配な点は獣医師さんに相談しておきましょう。