ケアレスミスっていやですよね。
ケアレスミスと一口に言っても色々なケアレスミスがあります。
今回の記事では英語のケアレスミスの原因やケアレスミスの改善策について書いてみたいと思います。
英語でケアレスミスが多い原因とは?
英語のテストが返却されると
「あーsつけ忘れた!」とか
「小文字で書いてしまった!」とか
「ピリオド忘れた!」
なんていうちょっとした間違いで減点となって悔しい思いをする子がたくさんいます。
ちょっとsがないだけだったり、文頭のアルファベットを小文字にしてしまったり、文末にピリオドを付け忘れたり…
周りから見れば勿体ない!という感じになると思います。
答案を塾の先生に見せると、あと10点はとれたね、勿体ない!なんて励ましをされたことのあるこもいるのかもしれませんね。
しかし、この英語のケアレスミスって、中学1年生でしていたケアレスミスを中学3年生になってもしてしまうという子もいます。
ケアレスミスって、たまに起こってしまう不注意から起こるミスのはずなのに中学3年生になっても同じミスをしたり、同じようなミスを繰り返していたりします。
ケアレスミスという自分への励まし
ケアレスミスという言葉って結構都合のいい言葉です。
ケアレスミスという言葉で片づけてしまうと、本当はもっとできているのにたまたまこのテストでは点数がでなかった、評価されなかったということになります。
例えばテストで60点だったとしても、ケアレスミスで15点落としてしまったと考えると、本当の実力は75点ということです。
「ちょっと気を付ければ75点取ることができる」
と解釈してしまいます。
ちょっと気を付ければそれくらいとれるはずなんです。
しかし、毎回ケアレスミスというものが起こり、内容が同じということはありませんか。
英語にはケアレスミスはない?
英語でケアレスミスって実際にはかなり少ないのではと思っています。
代表的な英語のケアレスミスを挙げてみると、
「三単現のsの付け忘れ」
「ピリオド、クエスチョンマークなどの付け忘れ」
「時制があっていない」
「大文字、小文字の間違い」
「綴りの誤り」
といったところでしょうか。
こうやって見ていくと、何をケアレスミスと考えているのかということが問題です。
勘違いや注意不足、題意の取り違えなどといったことで起こるのがケアレスミスだと思うのですが、先ほど挙げたケアレスミスの例はケアレスミスに当てはまるのでしょうか。
例えば、「三単現のsの付け忘れ」は、注意していれば防げたのでしょうか。
大抵、三単現のsを付け忘れる子は普段から三単現のsを付けていないことがほとんどです。
普段からできないことをケアレスミスといって処理してしまう子はたくさんいます。
もともとできないことをテストでミスをしたときになぜかケアレスミスとして扱ってしまうのです。
そうみていくと、ケアレスミスとして処理してしまうことの多くは答えを見ると容易に間違いに気づくことではないでしょうか。
三単現のsは、たった1文字忘れただけに見えてしまいますし、訂正をしてもちょっと小さくsを書くだけです。
ピリオドを付け忘れた問題なんて、赤ペンで小さな点をつけてしまえば、訂正終了です。
大文字で書くべきところを小文字で書いてしまったときも同様ですね。
一文字赤ペンで書き直せばやり直し終了です。
訂正の手間が恐ろしく少ないので、ケアレスミスとして扱われがちです。
つまり、英語でケアレスミスとして扱ってしまう間違いのほとんどがただの間違いということが多いです。
普段から同じ間違いをしているのに、テストではちょっとしたことに見えてしまうので、ケアレスミスとしがちです。
いつもしてしまうケアレスミスをなくすにはどうすればいいのでしょうか。
英語のケアレスミスの減らし方やなくし方、改善策は?
まずは考え方から変えましょう。
基本的に英語でケアレスミスはないと考えてください。
英語のケアレスミスと言っているものは普段から堂々と間違っていることが多いです。
普通にいつも間違っているということを頭にいれておくといいですね。
次にケアレスミスとして処理する癖をなくすことが大切です。
きちんと誤り、間違いと考えましょう。
ケアレスミスとして、次に同じ問題がでたら、間違えることがないというのであればケアレスミスかもしれませんが、同じ間違いをしてしまいそうではありませんか。
ケアレスミスというは、普段であれば正解をかけた問題を不注意などから間違えてしまうことです。
普段から間違えてしまう問題をケアレスミスとして処理してしまうと、ずっとその間違いがなおらず、高校受験でも同じ間違いをしがちです。
英語のケアレスミスに見える間違いをなおすコツは自分が分かっていないことを認めることです。
認めたうえできちんと復習をするようにしてください。
それでもなかなか治らない場合もありますが、常に意識することでできるようになりますよ。
まとめ
今回の記事では英語のケアレスミスの原因やケアレスミスの改善策について書いてみました。
英語のケアレスミスはほとんどないと考えたほうがいいと思います。
英語ではちょっとした間違いに見える間違いがたくさん出ます。
そんな間違いを訂正してみるとほんの少ししか手間もかかりませんし、1文字違ったり、大文字で書くべきものを小文字で書いてしまったりというちょっとしたミスに見えるものが多いです。
それらをケアレスミスとして処理していくと、こういったミスが常に発生するようになります。
学年が上がっていくと、英文の単語量が増え、文法が難しくなっていき、そちらに気を取られてしまうので、ケアレスミスに見える間違いを意識するのも難しくなっていきます。
そもそも常に英文で三単現のsを忘れないと意識し続けるのは困難です。
三単現のsを付けるべきところにつける、大文字で書くべきものを大文字で書くというのは意識せずともできるようにしておくべきことです。
ケアレス、不注意でできなかったということではなく、注意しないとできないことを気にかけたほうがいいのではないでしょうか。
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