私は高校3年の終わりに車の運転免許を取得し、それから約15年近く車を運転してきました。
買い物に行く時、実家へ帰る時、子供が体調を崩して病院へ行く時、色々な場面で運転は必要な存在となっていました。
もちろん、免許の更新も何度か体験しています。
若年性パーキンソン病と診断されてからも運転は出来ていたのでその間に免許の更新をすることがありました。
今回は若年性パーキンソン病を発症してからの自動車免許更新について書いていきます。
若年性パーキンソン病でも免許更新はできるけれど・・・
私が若年性パーキンソン病と診断されたのは2014年の12月で車の運転をしなくなったのは2017年の1月7日です。
ですから診断され車の運転をしなくなるまでの3年間は普通に運転していたことになります。
その間、パーキンソン病を理由とした危険なことはありませんでした。
私の場合もともと運転するのが得意ではなかったので運転出来なくなること自体にあまり抵抗はありませんでした。
しかし、現実を考えると冒頭で書いたように買い物が不便になったり子供たちが体調が悪い時などは困るのでやはり運転が出来なくなるという事は私の日常生活において大きな影響を与えることになりました。
運転をしなくなった理由はパーキンソン病の進行による薬の追加です。
ニュープロパッチという体に貼るタイプの薬が追加されたのですがこのニュープロパッチには副作用で突発性睡眠が出る可能性があり、主治医からは「運転できないからね」と言われていました。
誕生日が近かったため運転をやめすぐに運転免許の更新に行くことになりました。
運転できないのなら免許証を返却しようかと考えたのですが、周囲から「いつか出来るようになるかもしれないから行くだけ行った方がいい」と言われ更新に行くことにしました。
まずは着いたら更新手数料を支払います。
次に質問票に記入します。
ここで初めて若年性パーキンソン病であることを記入しました。
その後、適性検査、写真撮影というような流れだったのですが適性検査の時に気になる点のある人は別の部屋へ行きます。
そこで女性の警察官?の人から若年性パーキンソン病について今はどのような状態なのか、どういった薬を飲んでいるのかなど質問されその後、体のバランスや足の屈伸運動など簡単な動きを確認されました。
当時は体の動きの問題というより薬の副作用が原因で運転をやめていたため「見た感じは問題なさそうなのにね」と言う感じでした。
もう運転はしていないことも一応伝えました。
それからしばらくし運転免許の更新を認めるというような内容の通知書が届きました。
通知書が来て安心していたのですがそれから半年くらい経った時に再び私宛てに警察署から封筒が届きました。
診断書提出通知書というもので内容は経過観察が必要なため提出期限の近い日に受診し、一緒に同封されている用紙に医師から記入してもらい提出してくださいというものでした。
言われた通り、提出をしたのですがまた半年くらいして同様の内容の封筒が届きました。
いくら進行性とは言えこんなにも頻回に診断書と言われたら困ります[1]運転免許以外にも色々診断書を提出することがあったので。
診断書もタダではないですし・・・
今度来たら電話して無理だと言うことを伝えようと思っていました。
案の定来たのですが提出期限を見たら1年後だったのでそれくらいは仕方ないのかな、と思い、良しとしました。
まとめ
若年性パーキンソン病だからと言って特別免許の更新が面倒ということは特にありませんでした。
医学も進歩しているので、もう運転出来ないからと諦めないで将来に希望をもって更新が可能なうちは更新していくと良いのではないでしょうか?
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・特定疾患医療費受給者証の申請や更新ってどうやってするの?
References
↑1 | 運転免許以外にも色々診断書を提出することがあったので |
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