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美術館デートの楽しみ方は?服装やマナーのポイントを押さえれば大人なデートも楽しめる!

美術館のデートと言ったらどんなことを想像しますか?

美術品の知識がないから敷居が高そう、お互いに楽しめるのか不安…、そういったお悩みを持って美術館デートをなんとなく敬遠されてきた方もいるかと思います。

ですが美術館は敷居が高い場所ではありません。

ポイントを押さえればお互いに楽しめる要素が盛りだくさんのデートスポットです。

今回は美術館でのデートを楽しむポイントをお教えいたしますので是非ご参考になさってください。

美術館デートの楽しみ方って・・・?

そもそも美術の知識なんてないのに楽しめるの?と思いの方もいると思います。
ですが美術館に行くのに、美術の知識は要りません。
相応の知識を持って美術館に来ているのはおそらく専門家、もしくはよっぽど美術が好きな方がほとんどです。
もちろん多少の知識があれば話が弾むということも考えられますが、前日に作者のwikiを読む程度でも会話の糸口にはなります。
美術館デートは、その作品が好きかどうかで選ぶとよいと思います。

例えば「〇〇さんの作品が好きなんだよね」「今話題だよね」「あの作品って明るくて元気が出るよね」といえば、その作品に対する知識がなくてもなんとなく行ってみようかな、という気になりませんか?
今は美術品に限らず、マンガの原画展、映画の制作会社の展覧会など、展示の内容も様々です。
お互いに興味を持てそうな展示を選んで足を運びましょう。

また、まったく興味のない展示に誘われてしまった、もう眠くなること間違いなし…という状況になっても、音声ガイドがあるところが多いと思います。
音声ガイドは、最近は人気俳優さんなどがナレーションを担当し、絵の説明をしてくれる便利なアイテムです。
知識がなくてもこれを借りれば絵について教えてくれるし、音を聞くことによって眠くなることも回避できます。
また、カップルで一つの音声ガイドをシェアすることによって、二人でイヤホンを分け合い距離が縮まることもあります。

ただ、思っていたよりつまらなかった、飽きてしまった、ということはあるかと思います。
しかし、どんなに退屈してしまっても、作品をけなしたりするようなことはやめましょう。
美術品は作者の思いがこもった大切な作品です。
作者の意図や製作工程を一生懸命勉強している人もいます。
それをけなしたりすることはその作者が好きで見に来た他のお客様にとって大変な失礼ですし、デート相手にも残念な印象を抱かせてしまいます。
相手がその作者さんが好きで誘ってくれた場合などは失望させてしまうかもしれません。
作品をけなすようなことを口に出してしまえば周囲の人に眉を顰められます。

美術館デートを成功させるためのポイントは「マナー」にある!

そもそも美術館でのデートをお考えの方はワンランク上の「大人のお付き合い」をしてみたいとお思いの方が多いのではないのでしょうか。
ワイワイ騒げる遊園地やショッピングモールなどとは違って、静かな館内で美術品を前に時間を共有するのです。
他のお客様の中には真剣に美術品と向き合いに来た方もいらっしゃるアカデミックな場所でもあります。
そこで自分たちだけ楽しくおしゃべりに興じたり、デートだからと言って美術品そっちのけで彼氏・彼女とべたべたしたり、というのは周囲の人の顰蹙を買ってしまいます。
ここでは「大人のふるまい」を心がけてください。
美術館は作品保護のため写真撮影がNGな場所が多いです。
撮影OKでもフラッシュは好ましくありません。
場合によってはスタッフに注意されてしまい、せっかくのデート気分が…となってしまうこともありますのでご注意を。
また、館内では小声での会話を心がけてください。
耳打ちするように感想を言い合えればお互いの距離がぐっと縮まります。
大人のふるまいはまず、美術館のルールを守ること。
どこに行ってもルールを守れるのは成熟した大人の証です。
そして周りに配慮できること。
周囲に気を遣えることは相手にとっても好印象ですし、エチケット守れるパートナーと行動を共にしたいですよね。
美術館では「大人のふるまい」を心がけ、楽しいデートだったと思えるようにしてください。

美術館デートにおすすめの女性の服装

美術館ってお堅いイメージがあるから服装もちゃんとしたものじゃなきゃいけないの?と疑問をお持ちの方もいるかと思います。
しかし、美術館にドレスコードはありません。
皆さんラフな格好で楽しんでいます。
が、何を着て行ってもいいというわけではありません。
大切なのは配慮です。

例えばデートだからと言って頑張ってピンヒールを履いて行ってしまったら?
美術品を見るだけだからと言っても館内は割と広いです。
特別展などは展示室が6~7部屋あり、絵画などは壁にそって歩いて見学することになるのでかなり歩きます。
ピンヒールでは足が疲れて美術品どころかデートがおろそかに…なんてこともあります。

また、美術館は古い建造物の中にある場合もあります。
古い建物は意外と音が響いてしまうので、足音がうるさいなどということも考えられます。
美術館デートには歩きやすい靴で臨んでください。
音が響くという点ではじゃらじゃらしたアクセサリー、がさがさと音が出てしまう服、ぺたぺたと音がなってしまうサンダルなどにも注意が必要です。

夏場はオフショルダーやノースリーブの服にも注意が必要です。
館内は美術品保護のため、空調を低く設定している場合があります。
もちろんこれは美術品を守るために絶対に必要なことです。
うっかり肩を出した服装で行ってしまうと館内が寒くていられない…ということもあります。
その場合は薄手の羽織物などをお勧めしますが、荷物になっていやだなという方は、入り口でブランケットを貸してくれる場合もあります。
もちろん場所によってなので確認が必要ですが、無理をせずに暖かめの格好をしてきてください。

まとめ

美術館デートは敷居が高くもなければ専門知識もいりません。
ただお互いが興味を持ち、話を共有できるものがあればよいのです。
そして美術館にふさわしい「大人のふるまい」ができれば「知的な大人のカップル」の出来上がりです。
色々と考えすぎずに、まずはその日を楽しむくらいの気軽さで出かけてみてはいかがでしょうか。