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まりもと金魚は同じ水槽で飼えないのか実際にやってみた。

まりもと金魚を一緒に飼ったことはありますか?

一般的にはまりもと金魚は基本的にはあまり一緒にしないほうがいいと言われています。

今回の記事では、まりもと金魚を一緒の水槽にいれてみたことについて書いてみたいと思います。

金魚はまりもを食べてしまうの?

まずはまりもを金魚が食べてしまうのかをお書きしたいと思います。
結論から申し上げますと私が今飼っている金魚(和金)はまりもを食べません。

金魚とまりもを同じ水槽に入れるのがおすすめされない理由の1つに、金魚が雑食であらゆる水草を食べてしまうというものがあげられます。
これは金魚には胃がないからだといわれていますが、金魚は餌のほかにもまりもを食べてしまう事があります。
口の小さな魚なら混合しても平気でも、口の大きめな金魚に食べられてしまうとまりもの形が歪になってしまう事もありますし、最悪、跡形もなくなってしまう程に食されてしまう事もあります。

最初にまりもと金魚を一緒にした時は、夏祭りですくった金魚を入れる水槽がなかったため仕方なくまりもが食べられてしまう事はある程度覚悟して水槽に金魚を入れたのです。

しかし、金魚はまりもをつつく仕草すらしません。
完全に存在を無視しています。
もしかしたら金魚は存在に気付いていないのかもしれません。
金魚の大きさは全長7センチ程でしょうか。
まりもは大きいサイズのものを購入したので金魚と同じくらいの大きさがあります。
一緒に入れてしばらく様子を見てみてどうしてもバクバクとまりもを食べてしまうようなら、金魚を別の容器に入れようと思っていたのですが、全然興味を示さないので驚きました。

この理由を考えてみると、金魚がまりもと同じサイズであるため食べる気にならない。[1]基本的に魚は自分の口に入る大きさのものしか食べようとしません。
そして毎日きちんと金魚用の餌をあげてお腹をすかせて何でもかんでも食べようという気を起こさせないようにしていることが理由として考えられます。
もう一つは容器が狭いため動きにくく、大きなまりもをつつく気にならないのかな…とも考えましたがどうなのでしょうか。

また、金魚とまりもを1つの水槽に入れるのがおススメされない理由に金魚はよく糞をするというものがあります。
これは金魚が食べた餌やコケなどが出るだけではあるのですが、まりもを大事に育てている人にとってはまりもを金魚に汚されているようでとても不快な気持ちになってしまう事もあります。
容器の大きさにもよりますが金魚のサイズと容器のサイズに余裕がなくそこにまりもが入っていると、金魚の糞などでまりもが汚れてしまいそうですが、実際はどうなのでしょうか。

金魚はまりもを汚す?

結論を言うとこちらは予想通りかなり汚れます。
体調の良い金魚ほど餌を食べるとよく糞をします。
その糞がまりもの上に散乱しますので、日に日にまりもは汚れていってしまいます。
まりもが汚れてしまうのが気になる人はまりもと金魚を一緒にすることはお勧めできません。

大きなサイズの水槽で飼ったとしてもまりも単体で飼うのより間違いなく汚れます。
ただ、この問題はまりもを水槽から取り出して手のひらでころころとまわしながら洗うことで綺麗にすることはできます。
また、生物と一緒に育てた方がまりもがよく成長するとも聞いたことがあります。[2]天然の肥料と言う感じでしょうか。

しかし、金魚は水を汚すのがはやく、まりもはきれいな水を好みます。
このように考えると金魚とまりもの相性はいいとは言えなさそうです。
まりもを主体で考えるなら、まりもと金魚の共存は控えた方が良いでしょう。

水が汚れた所に長期間まりもを置いておくと茶色く変色してきて枯れてしまいます。
1番良いといわれているのは1週間に1度ほどはまりもの水を交換する事です。
金魚なども水槽の水3分の1程を1週間に1度交換するとよいと言われているので、1週間に1度の水替えと共にまりもを取り出して洗ってあげる事が1番良いかなと感じます。

まとめ

今回の記事では、まりもと金魚を一緒の水槽にいれてみたことについて書いてみました。
結論を言えばまりもと金魚を同じ水槽で飼うことはオススメはしません。
しかし、私の金魚とまりもは共存して生活しています。
どうしても一緒に育てたいということであれば、挑戦してみてもいいと思います。
ただ、まりもが枯れてしまわないように、こまめな観察は欠かさないようにしてくださいね。
そして、まりもに異変が出たときには速やかに別々の水槽にいれるようにしましょう。
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References

References
1 基本的に魚は自分の口に入る大きさのものしか食べようとしません。
2 天然の肥料と言う感じでしょうか。