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留学前に英会話教室で英語表現の勉強をするのはおすすめできる?

留学が決まると「留学する前に英会話教室に行って練習しておくべきかな?」と悩む人が多いと聞いたことがあります。

時間とお金に余裕があれば「よし、行っておこう」と即決できるかも知れませんが、留学費用を捻出して、留学までにやるべきこともたくさんあって…となると、「行きたくても行けない」という状況になることは、決して悪いことではなく、留学前あるあるだと思います。

今日は、留学前に「英会話教室で練習するべきかどうか」と考えている方の参考になるお話が出来ればと考えています。

英語留学前に英会話教室に通って勉強しておくのはおすすめできる?

留学前に英会話教室で練習した方がいいのでしょうか?
その答えは人それぞれの考え方によると思いますが、私は「時間があって、レッスン費用が出せる」「英語のレベルがゼロ」「外国人を目の前にすると緊張する」という条件に当てはまれば、「行っておいた方がよい」という考えです。
だたし、「英会話教室で練習をした、していない」ということが、最終的な留学の成果に直接関わってくるか否か、という視点で考えると「別に無理をして絶対に行くほどでもない」という考えです。

私は初めての留学前には英会話教室に30回分レッスンチケットを購入して通いました。
もちろん「通ってよかった」とは感じていますが、英会話教室で練習をしたことが留学の成功・不成功に直結したか、というとそれは「違う」と思います。
ただし、前もって留学に備えた英語を身につけられたことは、多少のアドバンテージにはなったかな、という感じでした。
しかしながら、全く1度も英会話教室に通ったことのない日本人の友人が、留学して1か月ほどで英語が上手になっていたのを目の当たりにしたことがあるので、「留学してからのスタートでもここまで上達する人がいるんだな」という事例も知っています。

留学前に英会話教室に通って英語を勉強する時のメリット

もし留学前に英会話教室で練習するのであれば、スクールカウンセラーや先生に「留学で活かせる英語を身につけるための内容のレッスンを希望します」とお申込みを検討している時点で、あくまで「留学に備えてより実践的ですぐ使える自己紹介で使う英語表現を練習したい」という希望を伝えた方が賢明だと思います。
テキストの内容、レッスンの進め方にもよりますが、留学前に「英会話教室」に通う意味を考えてみると、グループレッスンで、自分が発言するチャンスがなく50分のレッスンを終えていては、もったいないと思いませんか?
私が通った教室でも、先生が「この生徒は留学する予定がある」と分かっていたので、ネイティブスピーカーのくだけた表現なども教えてくれて、現地に行ったときに「あ、この表現!」と思い出すことがいくつかありました。

“What’s up?”など中学、高校では習わない挨拶など知る

英会話教室でネイティブの先生を相手に話せるということ=現地で使える英語が身に付くということ。
私が中学のときには、英語の授業で、最初の挨拶は”How are you?”と聞いて、相手が”I’m fine, how are you?”と返すと習いました。
現在、アメリカに住んでいますが、友人たち、特に男性に会うと”Hey! What’s up?”と最初に言われることがあります。
最初は「何と答えるべきなの?」と思い、ニコッと笑顔を返したりしたのですが、こういうネイティブならではの言い回しなども、英会話教室で先生に質問できるもの、留学前には効果的だと思います。
ちなみに
・”What’s up?”「最近どうよ?」と聞かれたら”Same old.”「いつもと変わらず。」や”Nothing much.”「特に何もなし。」などと答えます。
また
・”What’s up?”「よう!」という感じで挨拶的に使うときは”What’s up?”「よう!」と返します。
そして
・”What’s up?”「どうした?」という意味もあります。

英会話教室に通った後に留学を成功させるためのポイント

英会話教室で練習したその後が勝負

英会話教室で練習するときは、もちろん英語を話しますが、実際レッスンが終わってから、日本人の友人、家族と日本語で話していては、さっきまでのレッスン内容を忘れがちです。
大事なことは、「レッスン内容をいかに自分の英語のスキルとして身につけていくか」ということだと思います。

例えば外国人の友人がいればレッスンが終わったら、習いたての英語を練習がてら聞いてもらったり、自宅にて一人でレッスン内容を復習するのであれば、レコーダーやスマートフォンで自分の英語を録音して実際に自分で聞いてみて、先生の発音と同じかどうかを再度チェックしてみたりなど、「英会話教室に行っている」ことに満足してしまわないように、気持ちを引き締める必要があるもかも知れませんね。

レッスンではインプットよりもアウトプットを多めに

英語のインプットは、自宅で単語を覚える、本を読む、洋画を観るなどで可能ですが、
アウトプットとなると、自分の話す英語を聞いてくれて会話を続けてくれる人が必要になります。
英会話教室の先生には、自分の英語をどんどんアウトプットする努力をしてみてください。
何と英語で表現するのか単語自体が思い当たらないときでも、それに近い知っている単語を出してみてください。
そこで先生が「It is 〇〇」とヒントをくれたら、その単語を使って、再度言いたかった文章をアウトプットします。
留学して「人前で話すのが恥ずかしい」「知らない単語で会話が終わってしまいそうで怖い」などという悩みを抱えないためにも、英会話教室で練習するチャンスがあるのであれば、ぜひアウトプットすることを意識してみてください。

まとめ

留学前に英会話教室で練習するに越したことはありませんが、英会話教室に行っているということだけで終わらないように、あくまで留学したときに更に英語のスキルアップに役立てることができるよう、英会話教室に通う目的を自分にしっかりと落とし込むことがポイントではないでしょうか。

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