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留学したいけれど英語ができないというあなたにおすすめの国5選を経験者が紹介!

語学留学を検討するということは、選択の連続です。
行ったことのない国、通ったことのない語学学校、一緒に暮らしたことのないホストファミリーなど「初めてだらけ」で、選択するにも「どの国がいいのか?」「語学学校の選択肢がありすぎて選べない」と悩みます。
しかも英語が出来ないと自覚しているのであれば、なおさら悩むことになると思います。
せっかく大切な時間、決して安くはない留学費用を出して留学をするわけですから、後悔はしたくない、そして英語力も身につけたいと思うのは当然です。

今日は、「英語は出来ないけれど留学を考えている人におすすめの留学先」というテーマで、私の初めての留学先などのお話などを交えながら、いくつかの留学先についてご紹介していきます。

留学したいけれど英語ができない人におすすめの国の選び方

まず最初に、「英語が出来ない」という自覚がある方が留学先を選ぶにあたり、有意義な留学生活を送るために大切なポイントをお伝えします。
これらのポイントを押さえた上で、英語が出来なくても留学できる留学先を検討してみてください。

  • 生活する上で安全だと言える地域か
  • 生活費、学費は自分の予算に合うか
  • 語学学校に留学生のためのカウンセラーがいて、悩み事や困った事を相談できるか
  • 日本人留学生が多すぎて現地で日本語ばかりを話すことにならないか

この4点は、留学先がどこであれ英語を学ぶ上で大切なポイントだと、私の留学経験から言えます。
特に4つめのポイントについては英語が出来ないとなると、日本人同士のコミュニケーションは日本語になりがちで、留学先で英語より日本語を話して思うように英語力が伸びなかったという後悔を聞いたことがあるので慎重に考えてくださいね。

留学したいけれど英語ができないおすすめの国5選!

では、「英語が出来ない方へのお勧めの留学先5選」をご紹介します。

①フィリピン留学

私が初めて留学した20年前には「フィリピン留学」という選択がなかったのですが、最近は人気のようです。

その人気の理由は、

  • 日本から5時間のフライトで行ける
  • 留学費用が他の国より安く済む
  • 語学学校はグループレッスンよりもマンツーマンレッスンが多い
  • フィリピンでは第二言語を英語として早い段階で勉強するため英語を話す人が多い

というところにあるようです。

マンツーマンレッスンで自分のレベルに合わせて学習できるのは、英語が出来ないという段階では大きなメリットと言えると思います。
例えば、フィリピンで短期留学をして英語力をある程度身につけたら、他の国に長期留学する、など留学する国を組み合わせてみるのもひとつの留学アイデアではないでしょうか。
高校生のときの英語の先生がフィリピン人でしたが、全く英語の出来ない私でも聞き取りやすいクセのない英語の発音だったことは記憶にあります。

②アメリカ留学

アメリカはとにかく広大で自由の国です。
アメリカ人は気さくで大らかな人が多いので、内気だった日本人の友人は、英語だけではなくアメリカ語学留学で社会性と積極性を身につけて帰ってきました。
ただアメリカ大陸は大きいので北部、中部、南部などの地域によって発音の違いがあることを踏まえておいた方がよいです。

アメリカに留学するメリットは

  • 世界で使うスタンダードな英語はアメリカ英語
  • 日本の学校で習うのはアメリカ英語が基本となっているためすでに馴染みがある
  • 世界各国からの留学生がいるため、世界中に友達ができる
  • 世界各国の友人ができることは、色々な国の文化や宗教なども含め、国際的な視野を養うことができる
  • 車の免許があればロードトリップでハイウェイを走り、アメリカ大陸を旅行することが出来る

というところにあると思います。

ただしアメリカはみなさんもご存知の通り、銃社会なのでいつどこで銃による事件に巻き込まれるかも知れない、という危険性も留学先として検討する際に考えた方がいいのかも知れません。
また土地が広いため、車での移動が主流になります。
運転免許や車がないと移動範囲に制限がかかってしまうことも生活する上で検討すべきポイントだと思います。

③カナダ留学

「カナダが初めての留学先」「カナダへ短期留学に行っていた」という友人が多くいます。

カナダをオススメするポイントは

  • 移民が多いため外国人への偏見がないというカナダの国民性
  • 親日家が多い
  • クセのないきれいな英語の発音を勉強できる
  • 自然が多い
  • 教育の水準が高く教育レベルが学校によって違うという心配が少ない

という点があります。

④イギリス留学

私はロンドンから電車で1時間の田舎街に1年間語学留学していましたが、毎週末は有料でしたが学校が主催する「バスツアー」に参加して、イギリス内を日帰り旅行しました。

  • 伝統的なイギリス英語を学ぶことができる
  • 歴史的な建物や場所を実際に見ることができる
  • ユーロスター(高速列車)でヨーロッパへ旅行に行くことができる
  • 日本人留学生が少ない[1]私が1年間通った語学学校では、私を含め2名のみ日本人であとはヨーロッパ各国からの留学生たちでした。

ロンドンは留学費用が高いとも言われています。
語学学校やホームステイや寮かなどにもより1か月の滞在費用は人によって違いますが、一般的には学費や生活費など全て含めて30万円/月程度と言われているようです。

⑤オーストラリア留学

  • 日本と季節が逆なので、クリスマスが真夏だったりと日本では経験できないことがある
  • 都市圏には色々な民族がいるため、外国人留学生に対しても寛容な雰囲気がある
  • オージーイングリッシュ[2]オーストラリア英語特有の発音やスペルを勉強できる
  • 都市圏にはホストファミリーの受け入れ先が多い

上記5か国が、私を含め周りの友人たちの「英語が出来ないけど留学する」と決めた国々です。
他にもゆったりとした環境で生活が出来るニュージーランド、アイルランドも留学先の候補として人気のようですがアイルランドの英語は独特の訛りがあり聞き取りにくい、という意見もあります。

まとめ

英語が出来ないけど留学をした人たちは、私も含めてなのですが「英語以外に知りたいこと、興味のあること」が何かということを考えて留学先の国を選びました。
また「アメリカ英語」を学びたいのか「イギリス英語」を学びたいのか、ということも選択する上で大事なポイントだと思います。
一言で「英語」といってしまえばそれまでですが、アメリカとイギリスでは発音はもちろん、スペルも違いますし、表現なども変わってきます。
例えば、アメリカだと1階は「first floor」2階は「second floor」ですが、イギリスでは1階が「ground floor」2階を「first floor」と呼ぶなどです。

英語が出来ない自覚があるからこそ「上達するための環境」を考えてみることも大事です。
どうしても自分で国が選べないときは、留学エージェントを利用することもひとつの方法です。
ホストファミリーの審査を厳しく行っているエージェントもあるので、英語が出来ないけれども安心してステイできる先をアドバイスしてもらってもよいのではないでしょうか。
そして何より、安全に楽しく留学生活が送ることができるように自分にあった留学先を選んでみてください。

【関連記事はこちら】
社会人が英語を勉強するために留学を決めるときに考えたいこと

References

References
1 私が1年間通った語学学校では、私を含め2名のみ日本人であとはヨーロッパ各国からの留学生たちでした。
2 オーストラリア英語特有の発音やスペル