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旦那の実家に初めてのお泊まり!「良い嫁」になるにはどんなことが必要?

初めて旦那様のご実家に泊りに行くことが決まり、自分の両親から「失礼のないようにね。ちゃんとお手伝いするのよ。」と言われても、具体的に「ちゃんとお手伝い」ってどの程度?「失礼のないように」って何が失礼にあたるの?など疑問が湧きます。

旦那様のご両親だから「家族の一員」であるとともに「お客様」という扱いを受けることだってあります。

しかし、それは旦那様のご両親の判断、おもてなしのお気持ち次第なのです。

今日は、「初めて旦那の実家に泊まるとき義母に良い嫁と思われるには」というテーマで、一般的にはどのように義理のお母様に対して接するのがいいのか、をご紹介しますので参考にしてください。

旦那の実家のお泊まりに手土産は必要?

手土産は「お世話になります」というこちらの気持ちとしてお渡しするのがベストです。
地元の名産、や旦那さんのご両親の好きな物などがおすすめです。
特に、私もこれが好きで・・・と話題にすることができるようなものであれば、自然と会話をするきっかけにもなります。
特におすすめできるものがないという時は自分が語れる手土産がおすすめです。

何を持っていけばいい?予算は?

「自分がそのお土産について語れるか?」
実は、ここがポイントです。初めての泊まり、ともなるとお互いに緊張するものです。
「何を話そう・・・」
沈黙を破るためにも、お土産について話が盛り上がると「アイスブレーク」(会話の糸口)のきっかけにもなります。
ただし好き嫌いがあるので、前もって旦那様にお好みをリサーチして用意するようにします。
予算は、高価すぎるとかえってお気を遣わせてしまうので、3000円から5000円くらいが多いようです。
この場合、手土産なのでのしは必要ではありません。

お盆の時期にお供えを持参するなら何がいいの?

お供え用のお菓子や、フルーツがお盆の定番のようです。
のしは必要です。購入の際にお店の人にのしを付けてもらいます。

仏壇には手をあわせるべき?

予め、旦那様に実家に「お仏壇があるのか」「ご先祖様へのご挨拶はしていいか」を聞いておきます。
宗教的なことや、そのお家の習慣などでお先祖様へのご挨拶に関しては様々です。
ご先祖様にもきちんとご挨拶することで、「家族を大事にしている。」という印象になると思います。

手土産兼お供え?手土産とお供えは別もの?

結論から言うと、「旦那様の意見」と「泊まりに行く時期」で、手土産とお供えがそれぞれ必要なのかどうかが決まります。
お盆の時期に帰省するのであれば、「お供え」は必ず持参するようにします。
お義母様が玄関でお出迎えをしてくださったら、ご挨拶をして、靴を脱いで玄関の下座(下駄箱側)に揃えて置きます。

「上がってちょうだい」
と言われてお部屋に通された際に、手土産は紙袋から出してお義母様へお渡しします。
併せて、ご先祖様へのご挨拶をしてもよいかどうかを尋ね(勝手に仏間へ入っていかないこと)
お供えを持って、仏壇へ手をあわせます。
お供えを置いていいか、お義母様に伺うようにします。置き方は、お供えした人が氏名が読める向きに置きます。
他のお供えが置いてあり置き場所に迷った際にも、必ずお伺いを立てるようにします。
勝手に、自分で他のお供えを動かしたりすることのないように気を付けます。
手土産は「お世話になります」の意味でお義母様にお渡しするもの。
お供えは別で用意した方がいいです。

宿泊費は渡すべき?

宿泊費を渡すかは旦那さんとお話しして決めることが大切です。
心遣いで渡したつもりでも、義母さんの性格によっては嫌みと取られることもあり得ます。
しっかり旦那さんと話し合ってくださいね。

最初に現金でお渡しすると「おもてなしを期待していますよ。」と、勘違いをさせてしまうといけませんので、どうしても現金をお渡しするのであれば、帰りにお世話になったお部屋(自分が寝ていた部屋)の枕元に
置いてくるなり、こちらも気遣いを心がけた方がいいです。

現金以外で宿泊費の代わりになることをするのもありです。
家族全員で外食した際に食事代を負担するなど、現金以外の宿泊に対するお礼の方法を旦那様と相談しましょう。

旦那さんの実家にお泊まりするときの注意

持って行くべき物は?

自宅から持参するものとしては、最低限の持ち物として

  • パジャマ
  • 洗面用具
  • エプロン
  • タオル

を持っていくようにしましょう。
実家で借りればいい、という考えではなく自分の物を持参します。
エプロンは「私はいらないから」と思っていても、義母さんは使う派の方である場合があります。
そうなるとマイナスのイメージを与えかねません。
タオルは念のために持参しておきましょう。
実家では枚数に限りがあったり、洗濯の負担をかけてしまったりと双方にとって不便なことがあります。
もし、使わなくてもこっそり持って帰ってくださいね。

上げ膳据え膳ではなくお手伝いを!

台所は、お義母様が使いやすいように工夫をされている場所です。
なので勝手に台所を使われることを嫌う人がいるのも事実です。
最初は勝手に台所に入らないように、必ず「お手伝いしたいのでお台所に入ってもよろしいでしょうか?」とお断りを入れてからお手伝いをスタートするようにします。
毎回ではなく最初にお伺いすれば大丈夫です。
各家庭で家事の仕方や料理方法は違います。

「うちではこうです!」と自分のやり方ではなく、お義母様がされる方法を勉強するつもりでお手伝いするように心がけます。
髪の毛はきちんとまとめて、ネイルは清潔感あるようにしておきます。
「いいのよ、座っていて。」
と言われても、何か出来ることがないか尋ねてお手伝いする意志があることを伝えます。

目覚まし時計は何時にセットすればいいの?

よかれと思い、早く起きて台所で朝食の準備をしていたところ、「そんなに早くから何をゴソゴソとしているの?」と勘違いされてしまっては、早起きした甲斐がありません。
逆にゆっくりと起きてきたら「こんな時間まで寝ていて…」とマイナスの印象を与えるのも嫌ですよね。
上記を避けるためには、前夜にお義母様に朝ご飯の時間や、朝の日課を会話を通して聞いておくとよいかも知れません。
お義母様が台所に立たれる少し前か、同じくらいのタイミングでお手伝いするようにします。

まとめ

旦那様の実家とは言え、「泊めていただいている」という気持ちが常にあれば、進んでお手伝いをすることになるでしょうし、お部屋もキレイに使うことが出来るのではないでしょうか。
ご実家から帰宅された際には、お世話になったお礼の電話を入れること、また一緒に撮った写真などあれば、ぜひ共有して差し上げると喜ばれると思います。
思い出のご訪問になりますよう、ぜひ参考にしてみてください。