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旦那の上司と食事をするときの最低限のマナーを紹介!手土産やお礼状の「あれこれ」教えます!

「マナー」という言葉を辞書で調べると「態度・礼儀作法」と書いてあります。

しかし、私たちがよく使う「マナー」という言葉には、礼儀作法の他にも、「相手への思いやり」という意味も含まれていると確信しています。

相手を思いやるからこそ、お互いの関係の中に「マナー」が必要になるわけです。

今日は「旦那の上司に会う時の(食事をする)マナー」についてお話させていただきます。

上司への「思いやり」の気持ちは、「マナー」という形になって相手に伝わることになります。

食事のマナーについては、まずは「基本の“き”」をお伝えしますので、参考にしてみてください。

旦那の上司と食事をするときに気を付けたいマナーの基本

初めて旦那さんの上司の方と食事をすることになると、緊張してしまいますよね。
自分の行動に失礼なことがないかはもちろん、気の利く奥さんだと思われたい!というような気持ちはあるものの、実際にどうしたらいいのか分からない・・・というのは良くあることだと思います。
少なくとも、悪い印象を与えるわけにはいきません。

「良い印象」を与えるための最初のポイントは食事をすることが決まった時点~レストランなどで合流するまでにあります。
それは上司から食事をする場所、待ち合わせ時間の連絡があった時点で、必ず「待ち合わせ場所」を併せて確認することです。
待ち合わせ場所は、レストラン近くの最寄り駅なのか、レストラン入り口の外なのか、中なのか?
上司がレストランの予約をしているのであれば、何か突発的なことが起きない限り、上司も時間通りにお越しになるかと思いますが、もし上司から「〇分遅れる」と連絡があった場合は、上司の指示に従った場所で待つようにします。
勝手に先にレストランの中に入ってしまうことのないように気を付けます。

「中で待っていて」と言われた場合は?

例えば冬や雨の日などに配慮して上司から「外で待つのも寒いし、先に着いたらレストランの中で待っていて。」と指示があれば、到着後にレストランの中で待つようにします。
上司の指示だからです。
ただし、「先に席に座っていて。」という指示ではない限り、レストランにウエイティングルームがあれば、そこで上司が到着するまで待つようにするとよいでしょう。

旦那の上司との食事で手土産は必要?

「お招きいただいたお礼に。」ということで、手土産を持参される奥様はたくさんいらっしゃいます。
これは正解でも、不正解でもないのです。
「上司のお宅に伺うわけではないから手土産は必要ない。」
相反して、
「普段、主人がお世話になっているお礼の気持ちも込めて手土産は必要。」
どちらも間違ってはいないのです。
旦那様と食事会までに相談して、手土産はどうするのか決めておきます。

ただし、「思いを形にするのがマナー」と捉えると、手土産はあるに越したことはないかと思います。
手土産の条件としては、仕事帰りであればビジネスバックをお持ちの可能性が高いです。
男性のビジネスバックは見た目以上に重い場合があります。
手土産は、大きな箱に入ったものより、荷物を増やさないようにする意味合いで、小ぶりで軽いものが相手への「思いやり」なのかも知れません。
もちろん日持ちのするものが好ましいです。

手土産はいつ渡せばいいの?

実はこれも「正解、不正解がない」のが事実なのです。
上司の性格や、旦那様との関係の長さなどによっても、手土産を「いつ」渡すかはそれぞれです。
ただし、上司との食事会において食事をする前にお渡しすると、「きちんとした奥様」という印象をもつ上司もいれば、「先に渡すとは、今日は“ごちそうになる気満々だな”」と、こちらの意図とは反対の意味で捉える上司もいるかも知れません。

上記を考慮すると、食事会が終わってレストランの外に出たタイミングで
「本日は、美味しい○○をごちそうになりましてありがとうございました。色々とお話を聞かせていただき勉強になりました。今後とも○○(苗字、旦那様のこと)をどうぞよろしくお願いします。」
と、言葉を添えてお渡しするのが無難だと言えます。
「つまらないものですが・・・」と言うよりは「主人から○○がお好きだと伺っておりましたので」と、相手が喜ぶ言葉をプラスするとよいです。
後日、お礼を兼ねて自宅に(会社)お送りする際には、一筆お礼のお手紙を添えるようにします。

旦那の上司と食事をした後のお礼状の書き方

翌日に、お礼状として季節の花の絵がついた絵葉書に一筆お礼を書いて送るとワンランク上のマナーが上司に伝わります。
翌日に手土産を発送する際にお礼のお手紙を添える際は、重複してしまうので、ケースバイケースとなります。
書き出しは「一筆申し上げます」締めは「かしこ」など女性が使う頭語と結語でもかまいません。
文章の最後には
「今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます」や「お忙しい毎日、どうぞご自愛くださいませ」
など、女性ならではの心遣いを書き添えるようにします。

まとめ

「奥様のマナー(相手への思いやりの形)」が旦那様と上司の関係をよりよいものにする、と言っても過言ではないかと思います。
今回のお話を、ぜひ参考にしていただいて、上司の方との素晴らしい時間の共有となりますことを応援しております。