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帰省や旅行したときにママ友へのお土産はあげるべき?

「ママ友たちにお土産買っていかなきゃ。」
「この前〇〇さんにお土産いただいたからお返ししなきゃ。」
「しなきゃいけない」と考えている時点で、あなたにとってママ友間のお土産のやり取りは、少なからず「楽しみ」ではなく「ストレス」と感じているのかも知れません。

ママ友には、旅行に行くこと、帰省する話をしてしまったのにお土産のひとつもないのは失礼に当たらないかないか、気になりますよね。
結論から言うと、ママ友間におけるお土産のやり取りは、渡す本人次第です。
渡したいのであれば、渡せばいいのですが、気持ちの中で「お返しや見返り」を求めることはしないようにします。
以前にお土産をいただいたことがあれば、そのときのお返しとして相手にお土産を渡すことは、「自分がしてもらったら、相手にも同じようにして返す。」というギブアンドテイク的な考え方でもあり、暗黙の礼儀となっているのが現実なのかも知れません。

ママ友間におけるお土産のやり取りについての注意点とアイデアをいくつかお話します。

帰省や旅行したときにママ友へのお土産は必要?

再度、結論をお伝えすると「渡す、渡さない」は自分次第でいい、ということです。
「ママ友にもお土産を買って行きましょう、お土産をみんなで交換しましょう」などというルールが一切ないことは、みなさんもご存じの通りです。
ただし、お土産交換がおのずとルール化されてしまっているママ友グループが実在するのも現実です。

1度もらったら、あげるのが常識と考えている人は多い

もし、過去に1度お土産をもらい、そのお返しにお土産を渡したときに、「お土産のやり取りは今後したくない。」と思っているのであれば、「先日は〇〇のお土産をいただいてありがとう。」とお礼を言ったあとに、角の立たない言い方で、「次回からは、ぜひご旅行のお話がお土産で十分ですので。」と伝えて、お互い気を遣わないでいきましょうね、という気持ちを伝えます。

お土産を渡す際には、相手がもらったことにより気を遣うことを忘れないようにする

ヨーロッパ旅行に行ったママ友から、「このお菓子は大人気で並ばないと買えないの。美味しいからぜひ食べてもらいたくって!」とお土産に高級なお菓子をいただいたことがあります。
レアなものをいただいたという嬉しい気持ち半分、「このお土産と同等の物を渡すことなんて出来ない。」と複雑な気持ちになりました。
休暇に海外に行く人もいれば、我が家のように近くの水族館や動物園に行く人だっています。
休みの過ごし方はその家族それぞれです。

それでも、お土産のお返しにと水族館でクッキーを買って行ったことがあります。
高級お菓子をくれたママ友は、お土産自体にレベルをつけたり、お土産を金額で判断する人ではなかったので、「ありがとう!」と喜んで受け取ってくれましたが、やはり気を遣いました。

お土産を渡す際には、受け取るママ友の性格も考慮して渡す物や添える言葉を考えます。
自分本位でお土産を押し付けることにより、相手のママ友を惨めな気持ちにさせてしまっては、お土産ではなく、それは物を使った「嫌味」の押し付けだと相手は感じてしまいます。

どこまで(誰まで)お土産が必要なのか考える

個人的にお土産を渡したくて、おひとり様ひとつのお土産を用意したいのであれば、基準としては、子供同士が頻繁[1]今回の場合は毎日か週数回の頻度を指しています。に会う、ママ友も気軽にお家の行き来が出来る、以前に何かでお世話になったなど、きちんとした理由がある場合はお土産を渡すに越したことはないです。
ですが、何度も言いますが、渡すか渡さないかは自分次第です。

ばらまき用のお菓子があると便利!

マンツーマンでの個人間の付き合いはないがママ友グループには属していて、ランチ会やお茶会には呼んでもらっているのであれば、ばらまき用のお菓子をひと箱買っておいて、ママ友会に持参してみなさんに「先日〇〇に行ってきましたので、本当にお気持ちだけです。」とお配りするのも、ささやかな気持ちが伝わります。

ママ友用のお土産はどんなものがいい?

ママ友から、イタリアのお土産といただいたのが「調味料」でした。
「パスタや煮込み料理に入れると美味しいみたいだよ。」といただいたのですが、小さい容器に入っていて、渡すときのさり気ないひとことアドバイスも嬉しかったです。
色々と用途があり便利でした。

他にも子供だけにお土産を買ってくれたママ友もいました。
ママ友間でお土産のやり取りが発生すると、お互い気を遣うと感じているママ友は、
「うちの子供がみんなと同じものを付けたい、っていうから。」と、子供たちだけにご当地キーホルダーをくれました。
ただし、このやり方が成立したのは、我が子の幼稚園スクールは6人クラスだったからです。
もっと生徒数が増えると、誰がもらった、誰がもらってない、で子供たちを巻き込んで揉めてしまう恐れがあります。

まとめ

お土産と言っても、それなりにお金のかかることです。
自分自身が「絶対に渡す」と決めて、家族、仲のよい友達、仲良しママ友のためにお土産を選らぶのは、その選んでいる時間さえ楽しく、相手の喜ぶ顔が想像できたりするものですが、「買おうか、買わないか迷っている」のであれば、お土産選びもストレスの時間になってしまいます。
せっかく旅行や帰省したのに、このお土産ストレスを感じたくないものです。
選択肢は「買うか、買わないか」の2つです。
買うのであれば、ばらまき用のものが経済的で便利ですし、買わないのであれば一切買わないことも選択としては間違ってはいないのです。
参考までに、現在の我が子の学校では、学校にお土産を持って行かせることは禁止です。
理由は、お菓子であれば食物アレルギーの問題、また遊べるようなものだと授業に集中しないため、誰がもらった、もらってないでケンカになるためです。
あくまでお土産は、自分の気持ちを形にして相手に伝えるひとつの手段として考えてみてはいかがでしょうか?
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References

References
1 今回の場合は毎日か週数回の頻度を指しています。