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ずっとアシスタントは嫌!早く1人前の美容師になれるようにするべきことって?

近年、美容師として働いている人の数は減少してきています。

そんな事実はあるけれど、美容師を目指して頑張っている方々もいらっしゃいますよね。

頑張ろうという気持ちは持っていても、技術面などで苦労し、どうしてもアシスタン歴が長くなってしまうこともあると思います。

そうなると、今後のことも考え、もう辞めようかなと弱音を吐きたくなることもあるのではないでしょうか。

今回はそんな事態を回避するべく、アシスタント時代にやっておきたいことを紹介したいと思います。

ずっとアシスタントではなく早く美容師として働きたい!

ポイント1:練習の見直し

まず1つ目のポイントは、練習方法の見直しをすることです。
勤め先によって、練習の仕方ややることは決まっていると思います。
既に美容師として働いている先輩やお店のオーナーさんの時間を割いて自分の練習を見てもらっているということを忘れないのは基本です。
お店などの練習の仕方に沿って練習するようにしましょう。

また、自分自身で自分は何が出来るのか?と考えることも大切です。
例えば、ウィッグをカットする練習の時、いつもカットし終わってから先輩からアドバイスをもらうようにしているけれど、練習している最中にどうしたらいいのかわからない箇所があったという場合。
そういった場合は先輩などの練習を見てくれている方にその都度聞くようにしましょう。
本当はこうしたい!と自分で感じている事がある場合も同様です。
アシスタントだから絶対に従わなければならないという決まりはないと思います。
遠慮せずに、どんどん先輩に相談しましょう。
その方が練習濃度はぐんと上がります!

練習の濃度を上げることが1人前の美容師さんに近づくための一歩となります。

ポイント2:時間の使い方

2つ目は時間を上手に使うことです。
美容室に勤めているアシスタントさんとなるとお店の営業時間だけでなく練習時間も加わって、1日の大体をお店で過ごしていると思います。
もちろん、「アシスタント」としての仕事もたくさんあると思います。
シャンプーやカラーのヘルプ、床を掃いたり、店内を綺麗にしたりと勤務時間内だけでもやることはたくさんです。

大事なのは、やらなければいけない仕事と仕事の間に空いた隙間時間を上手に使うということです。
手が空いてる時は、先輩のカットのやり方を見る事が出来ます。
カラーの調合を確認する事もできます。
隙間時間を上手に使って勉強を重ねていくことは自らのスキルを短時間で上げるために重要なことです。

例えば、「カットのやり方を見る」時のポイントは、自分の苦手な部分を確認しておくことになります。
苦手なスタイルでもいいと思います。
その部分や、そのスタイルを切っている先輩を見たら、ちょっとの間でもいいので、やり方を見ておきましょう。
実際にカットしているのを見る事が、1番分かりやすく、勉強になりやすいと思います。
改めて先輩にやり方を確認することも忘れないでくださいね。

また、「カラーの調合」を、バックルーム等のお客さんに見えない場所で作っているのであれば、その場で何故その調合にしたのか確認することができます。
実際にお客さんを担当している先輩と一緒にカラーを塗る事が1番勉強になりますが、それは難しくても、カラーを塗る前と後との色味確認はできますよね。
ポイントは、何故その色を使ったのか?何故その調合なのか?という部分を知ることです。
遠慮などせずにしっかり先輩に確認しましょう!

ポイント3:予測を立てる癖

3つ目は予測を立てる癖をつける事です。
予測というのは具体的に言うと、お客さんが今何を考えているのか?ということにあたります。

例えば、お客さんと美容師さんが会話している時に、お客さんの目線は雑誌の方に向いてばかりいるという場合。
このとき予測できるのはお客さんは雑誌が読みたいけど、会話に合わせてくれているかもしれないということです。
もちろん絶対にそうだとは言いきれませんが、もしかしたらこうかも?という予測を立てておくと、その後の対応に選択肢が広がります。
特に会話において、お客さんが美容師に合わせているというのはよくあるパターンです。

せっかく時間がある時休日などに美容室に来ているのに気を使って疲れる!とお客さんは思っているのかもしれません。
しかし、直接言えない方も多いので、ここは美容師さんやアシスタントさんたちが気づいてあげなければいけないところになってしまいます。

また、予測を立てる癖はカウンセリングの時間短縮にも繋がります。
ボブにしてください!と言われても、ボブの種類も沢山あるのでどんな感じがいいのかを決めていかなければいけませんよね。
また、可愛らしい雰囲気がいいのか?かっこいい雰囲気がいいのか?お手入れはどこまで出来るのか?など、お客さんと情報を共有しなければならないことはたくさんあると思います。
しかし、お客さんは分からないことだらけです。
プロである美容師さんが答えやすい質問をしてうまく欲しい情報を引き出していかなければいけません。
その為、ある程度自分の中で、この人はこう考えているのかな?といくつかパターンを持つ事で、提案がしやすくなります。

まとめ

スタイリストから美容師になるまでの道のりは長く大変だと思います。
でも、少しの工夫や今までのやり方を変えるだけで、ぐんと結果は変わります!
是非試してみてくださいね!