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子どもがタバコや電池を誤飲したときの対処法

皆さんは子供の頃、学校帰りや友達と遊んでいる時に見つけた花の蜜を吸っり木の実を食べたという経験はありませんか?

私が育ったところは田舎でしたのでかなりそういう経験をしてきました。

所有地というのを知らずに怒られたこともあります。

よくニラとスイセンを間違えて食べたというニュースを耳にしますが、間違って食べると命に危険を及ぼすような物もあります。

子供の頃の冒険心とは言え、知らないものを食べるなんて今思うと恐ろしいですよね…

そこで今回は子供が異物を飲み込んでしまった(誤飲)ときの対処法を紹介していきたいと思います。

子どもがタバコや電池を誤飲したときの対処はどうしたらいい?

誤飲をしやすい年齢は自分で動けるようになって色々な物を口に入れようとしだす1歳前後です。
実際我が家の11ヶ月の次男は口に入りそうな物なら何でも口に入れようとします。

以前実家に子供たちを連れて帰った時に母から「子供は何でも口に入れるから気をつけなさい。〇〇(私のこと)はあめ玉を口に入れて笑ってたら喉に詰まらせたことがあるから!」と言われました。
飴を詰まらせかけたことがある人は多いのではないでしょうか?
もし目の前で我が子が詰まらせた場合冷静な判断をすることはできますか?
呼吸ができない=死に直結するので迅速な判断、対処が必要になります。

ペットボトルのフタやお金、電池などは誤飲する物の代表的なものです。
誤飲した場合、焦ってすぐに吐き出させようとしますが飲み込んだ物の中には吐き出させてはいけない物もあります。

タバコの場合

タバコを誤飲した場合、ニコチンが含まれているため危険です。
タバコを誤飲したときはなにか飲ませないようにしてください。
水や牛乳を飲ませるとニコチンが溶けだしてきて体内に吸収されやすくなります。
そのため早めに病院へ行きます。

漂白剤の場合

漂白剤であれば毒性が強く粘膜がただれる恐れがあるため粘膜を保護する役割として水や牛乳を飲ませ粘膜を保護します。

マニキュアや除光液の場合

マニキュアや除光液は揮発性や毒性がありとても危険です。
無理に吐かせようとせずすぐに病院へ行きます。

電池の場合

電池も粘膜に穴を開ける恐れがあるため、無理に吐き出させようとせず病院へ行きます。

このように飲み込んだ物によって対処法は様々です。
全て覚えることは大変ですし、いざその時になったら焦って冷静な判断ができないということも考えられます。
そのためわかりやすくまとめてすぐ見れるようにしておくと良いと思います。

また吐き出させる場合には吐き出させる方法として背部叩打法やハイムリック法があります。

大人と乳児、また妊婦では手技も異なってくるので確認しておくといざという時に役立ちます。

我が子が誤飲したり物を喉に詰まらせたりすると焦ったりパニックになるのは当然のことだと思います。
しかし一番近くにいる人が何らかのアクションを起こさなければ事態は悪化することも考えられます。
後になって後悔することのないようにしたいですよね。
そのためには正しい知識を持つことが大切です。
正しい知識があれば自信につながり冷静に考え適した判断ができます。

まとめ

今まで誤飲した時のそれぞれの注意点や対処法を書いてきましたが、まず一番大切なことは誤飲しない環境を作ることです。
上の子がいる場合は誤飲の危険性をきちんと伝え、遊び終わったオモチャはその都度片付ける習慣をつけるようにすること。そしてテーブルの上なら大丈夫だろうなどと、油断をしないことです。
子供の成長は早く、この前までここに届いてなかったのにいつのまにか届くようになってる!と驚くことはしばしばあります。
嬉しい成長ではありますが、それと同時にまだ口に入れて良い物と悪い物の区別がつかない赤ちゃんにとっては危険因子が増えた事になります。
前半でお話ししましたが私も11ヶ月の赤ちゃんを育てているので成長を喜ぶと共に危険を取り除くために常に注意を払っています。気の抜けない毎日ですが気を張りつつ育児を楽しめたら良いですね。