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過去問をやり直すときの勉強の仕方のポイントと高校受験に備える勉強内容

前回の「志望校を決めたらすることと高校受験での過去問の勉強方法」で大まかなことは書けるかと思ったのですが書き切れませんでした。

今回は過去問のやり直しと勉強内容の決め方について書いていきますね。

過去問を通して志望校の出題傾向や出題方法は把握できましたか?

ここを嫌がる子が意外といますが早めに問題傾向と出題方法は把握しておくのがオススメ。

なぜかというと勉強する方向性や内容が決められないからです。

だって、何が出るのか分からないのに適当に勉強しても成績なんて伸びるはずがありません。

そんなので伸びるならもうすでに望んだ結果はでているはずですしね。

いやーって思ってもまずは過去問を解いて敵(?)を知ることから始めましょう!

過去問のやり直し方はこう!

過去問のざっくりとした流れはこんな感じです。

①過去問を5教科1年分を解きます。
②答え合わせをします。
③得点を出します。
④やり直しをします。

で、今回はやり直しの仕方ですね。

やり直しって何をすればいいのか分からないとか、そもそもやり直しをあまりしていない子が多い気がしますが、実際見ているとやり直しをする目的が分かっていないのかなって思うことが多々あります。

そもそもやり直しをする目的は何でしょう?

学校の先生に言われるから、学習塾の先生に言われるから、間違った問題を理解するために・・・

いろいろな理由が考えられると思うのですが、先生に言われたからすると思っているとやり直し方が分からないのは当然です。

言われたからするってのはなぜ良くないのかというと、目的がないからですね。

過去問のやり直しを提出することになっていれば、出さないと怒られるなども理由になるのかもしれません。

でも、このときの勉強の目的って「学習塾や学校の先生に怒られないように」とか「なんとなく」ってところになりがちです。

てことは、過去問のやり直しのやり方を考えても目的がないので分かるはずはありません。

過去問のやり直しを提出することが目的であれば、内容はどうでもいいってことになっちゃいます。

やり直し方に指示があればその指示を満たすようにノートなどに書いて提出さえすればいいことになってしまいます。

そんな感じでやり直しをしてしまうと、やり直しはしたけれど成績が上がらないってことになりがちです。

せっかく過去問のやり直しをするのであればきちんと成績が上がるようにしたいですよね!

成績が上がるようにしっかりやり直しができるようになりましょう。

過去問を使った勉強の仕方はどうする?

先ほどから過去問のやり直しをするときの目的を考えてみました。

なぜその高校の過去問をしたのでしょうか?

ご近所にある高校すべての過去問をしようという子はあまりいないと思います。

「その志望校にいきたい!」から「合格したいから!」その高校の過去問をしたはずです。

と、言うことはおのずと目的ははっきり決まりますよね。

もちろん、1番の目的は志望校に合格するためですよね!

ということは受験日にその問題が解けないといけません。

つまり、やり直しをして学んだことが受験当日にしっかり思い出せ、入試問題が解けるようにしないといけないということです。

そのためには過去問のやり直しをして、「何となく分かるかなー」とか「丸暗記しよう」なんてやり直しをしていれば・・・

次の模試を受けたときにでさえそのやり直しをしたことを思い出せそうにないですよね。

必ず過去問のやり直しをしたときの理解は何となくではなく、完璧に分かったというレベルまできちんとすることがオススメです。

そんな感じでやったら時間がかかってしまうと言う子がいますが、時間を気にして何となくで過去問のやり直しをして受験本番で使える記憶になるでしょうか。

きっとなることはないと思います。

完璧に分かったというところまでするには、時間がかかってとても大変です。

でも、初年度のやり直しに数日、1週間かかったとしても、年度を重ねるごとにやり直しに必要な時間は少なくなっていきます。

初めての過去問のやり直しが1番時間がかかるものです。

このペースでは間に合わないと焦ってしまうと、年度はどんどん進み勉強したプリントや参考書は増えていきますが、肝心の身についたものがすごく少なくなってしまいがちです。

受験日直前にやり始めるとこんな感じではできなくなるので早めにとりかかるとよいです。

高校受験を見据えた勉強内容とは?!

過去問をすることそのものがすごく受験勉強になることはわかってもらえたのかなーと思います。

でも、本当に身についたのか確認したくなりますよね。

そこで使うのが問題集です。

問題集って1ページ目から計画的にやっていくみたいな形でするイメージがあると思うのですが、すべてを解く必要はないと思うのです。

偏差値70くらいの高校を狙う子はしたほうがいいと思うのですが、そうでない子はまずは出るところを重点的にした方が成績へ直結します。

つまり過去問で間違えたものと同じ内容の問題を解くのが1番よいです。

その間違えたところだけしていくと効率が良いですよ。

勉強がはかどるようになってきたら、1ページ目から始めれば良いと思います。

どれだけ勉強しても成績が上がらない状況で勉強し続けるのはつらいですしね!

まとめ

今回は過去問のやり直しと勉強内容の選び方についてでした。

やはり1番の目的が志望校合格というのは忘れないようにしたいところです。

今している勉強が志望校合格につながるのか、常に考えながらするといい感じですね。

科目ごとの勉強の仕方などについてはまた機会があれば書きますね!