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志望校を決めたらすることと高校受験での過去問の勉強方法

前回の「高校受験で偏差値を上げる勉強に大事なのは量と質それとも内容?」では勉強に大事なのは何かについて書いてみました。

今回はいよいよ具体的に勉強内容を決めていきましょう。

この勉強内容は1人1人違うものになります。

みんなそれぞれ得意なことや苦手なことは違いますからね!

友達がしているからといって、それをマネすれば上手くいくというわけではないので必ず自分自身で考えてくださいね。

志望校を決めよう!

まずは志望校を決めましょう!

目的地が分からないと、どこに行っていいか分かりませんからね。

時期にもよりますが、今の自分の成績から考えて志望校を決めるのではなく自分の本当に行きたい高校にしておくと良いです。

行きたい高校に向けてじゃないとやる気もでないですしね。

具体的に私立高校と公立高校を合わせて第3志望くらいまで決めておきましょう。

場合によっては科目数が違うこともあると思うのでその辺りは自分で調べて把握しましょう。

できれば、合格最低点も調べておきましょう。

できましたか?

それでは次に過去問の入手です。

書店か楽天やアマゾンのようなネットで購入しましょう。

私立高校だと学校が配布してくれることがありますが、過去1年分だったりと年度が少ないことが多いので自身で過去問を購入することがオススメです!

ここでちょっと注意したいのが、高校によっては過去問が売られていない可能性があることです!

そういうときは高校に問い合わせるともらえることがほとんどだと思うので、高校に問い合わせて郵送してもらうか高校に直接取りに行きましょう。

高校受験の過去問を使った勉強方法は?

次は実際に過去問を解いてみましょう!

過去問には直接書き込みはしないようにしてくださいね。

受験直前にも解きたいのできれいに取っておきましょう。

コピーをして原本をとって置いてもいいですね。

過去問を解くときは次のことに注意しましょう!

・解き始めたら途中でやめない
(途中でご飯やお風呂に行ったりしないように解き終わる時間を考えて解き始める)

・解いているときには誰にも質問しない

・友達と一緒に解かない

・得点を出してみる
(配点が分からないときは、正解数÷問題数×100でおおまかにだしてみましょう)

・分からなくても途中で諦めない

・5科目すべて解くまで採点はしない
(先に解いた科目の出来によって次の科目への意欲が変わってしまうので全教科終わって採点するようにしましょう)

上の注意事項を守ってまずは過去問1年分を解いてください。

合格ラインを超えていたら受験本番で余裕でも合格できるようにレベルアップをはかりましょう。

点数が悪くても落ち込まないように!

今回の目的の最大の目的は、志望校でどのような問題がでるのかを知ることです。

学校や学習塾などで、どこが出るのか教えてくれることが多いけれど、あくまで高校受験一般のなかで出やすい問題を教えていることがほとんどです。

近くの私立高校や公立高校の問題を学校の先生や学習塾の先生がきちんと把握するのは難しいです。

先生の主観も入ってくるので、自分で解いて問題傾向を把握するのが1番正確です。

しかも志望校で出題された問題を自分自身で把握できるので間違いがありません。

と、言うことで自分自身で解きましょうね!

解いてみて答え合わせをしたら、整理してみましょう。

各教科の把握しておいたらいい点の例を挙げておきます。

国語

・記述はどれくらいでるか。
・記述の長さはどれくらいか。
・作文はあるのか。
・文法問題は出るのか。
・漢字の配点
・古典はどんな問題がでるか。

国語は大まかに
・漢字
・現代文読解
・文法問題
・古典読解
ってところだと思います。

記述が多くなると国語が苦手な子にとってはしんどくなるので記号での洗濯問題が多いのか記述が多いのかは早めに把握しておきましょう。

数学

・計算問題の配点。
・論述問題はでるのか。
・問題ごとの正答率

数学が苦手な子にとって計算問題は命です。

高校によっては半分近くの配点が計算問題のような小問で構成されていることがあります。

戦略によっては図形問題のほとんどを捨てる方がいいこともあります。

数学は正答率が異常に低い問題があることが多いです。

正答率が1%前後の問題は解けなくても良いでしょう。

たった1問のために払う勉強量と配点が見合わないので他の問題で点数を取るという判断をしたほうがよいこともあります。

理科

・論述問題はでるのか。
・記述問題はでるのか。
・計算問題はでるのか。

なぜそうなるのか記述させる高校もあります。

用語の記述だけでなく論述問題が多い高校はしっかり対策をする必要があります。

計算問題の有無は確認しておきましょう。

社会

・論述問題はでるのか。
・地理はどれくらいの知識が必要になるのか。
・図表の読解でとれる問題はどれだけあるか。

1番解いておきたい科目No1です。

最も何を勉強すれば良いのか分かりにくい科目、地理があるからです。

覚えるだけでは点数がとれないし、覚えても取れないという恐ろしい科目です。

図表が読めないとそれだけで大変になってしまうので、図表はきちんと読めるようにしておきましょう。

英語

・長文の数・配点
・文法問題の有無
・リスニングの有無

きちんとすると結構点数が取れる科目です。

単語や熟語など覚えることはたくさんありますが点数が安定しやすいのでコツコツすれば高得点が狙えますよ。

長くなってきたので次回に続きます。

まとめ

闇雲に勉強してもなかなか成績ってあげにくいのでとりあえず、過去問に手を出してみるのがオススメです。

やはり問題には出題されやすい問題と出題されにくい問題があります。

この出題されやすさって高校によって随分ギャップがあります。

そのため誰かに教わるよりも自分で早めに過去問で把握した方がいいです。

結局今回でも勉強内容が決まりませんでした。

次回「過去問をやり直すときの勉強の仕方のポイントと高校受験に備える勉強内容」では過去問のやり直しと勉強内容の決め方について書いていきますね。