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パソコンの電源が勝手に落ちたり入ったりを頻繁に繰り返し・・・原因や対処法を考えた結果、意外な発見が!

パソコンって本当に便利な道具です。

きちんと動いてくれて当然だと思っていたら、突然不調になったり、動かなくなったりすることもあります。

先日突如、タワー型の自作パソコンが不調に見舞われてしまいました。

どんな症状かというと、作業中に突然電源が落ちるという症状です。

今回の記事では突然電源が落ちるというトラブルを解消できたので、その時にしたことなどについて書いてみたいと思います。

パソコンの電源が勝手に落ちたときにした対処

パソコンの電源が急に落ちるようになったのはここ1ヶ月のことでした。
はじめのうちは目を離したときに、いつの間にか電源が切れているので、「電源を切ったかなぁ・・・」と思っていたくらいでした。
しかし、あるときメモ帳で文書を作成中にその瞬間が来てしまいました。

突然画面が切り替わり、シャットダウンしていますの文字が・・・
電源が勝手に落ちたあとまた電源ボタンを押しても電源が入りません。
突如壊れてしまったのかと思って、どうしようかと考えていました。
不意にもう1度電源ボタン押してみると、あれ??
電源が入ります。
その日はそのまま作業ができたので、そのまま続けました。
電源が落ちたときに作業していた内容は保存されていなかったので、データはなくなってしまいましたが・・・

パソコンの電源が頻繁に落ちるように・・・

その後も症状は、徐々に悪くなっていきます。
しばらくは電源が落ちることを覚悟して、ちょこちょこ保存するようにしたり、自動でバックアップをとるようにしながら作業をしていました。

しかし、徐々に電源が勝手に落ちてしまう間隔が短くなってしまいました。

パソコンの電源が急に落ちたり、入らなくなったり・・・

今回の症状をまとめてみると、

・パソコンの電源を入れてしばらくすると勝手に電源がおちてしまう。
・電源が落ちるときにはシャットダウンしますという文字が画面に表示される。
・電源が落ちるとしばらくの時間電源が入らない。
・しばらくすると電源が入るようになる。

いろいろ調べてみると、勝手に電源が落ちるときの代表的な原因が分かってきました。

・廃熱がうまくできていない。(特にCPUは熱を持ちやすい)
・電源の不具合
・ソフトやアプリが原因

今回のパソコンの症状からこれらのことを考えみて、おそらく廃熱がうまくできていないということが原因ではないかとヤマを張ることにしました。

今回の急に電源が落ちる原因がなぜ熱にあると考えたのかというと、電源が落ちると言っても電源を入れてすぐには電源が落ちていないこと、電源が勝手に落ちてからしばらくすると電源が入るようになったからです。
つまり、パソコンの電源を入れてしばらく動いてから電源が落ちたのは、電源をいれたことで、どこかしらの温度が上がって電源が落ちた。
さらに、電源が落ちてしばらく電源が入らなかったのは、急なシャットダウン後すぐでは温度が下がっていないため、パソコンの保護機能ようなものが作用して電源が入らなかった。
もし、ソフトやアプリが原因であれば、シャットダウン後電源がすぐに入らないというこちにはならないのではないか。
また、電源の不具合では電源が落ちたにしてもすぐに電源が入る、もしくは電源が全くはいらないという症状になりやすいのではないかと考えました。

熱の排出がうまくできていないのであれば、廃熱がうまくできるようにすればいいということになります。
まずはパソコンについているファンの掃除をしてみました。
パソコンのファンがあるのは、電源部分、パソコンの本体、CPUのファンです。
電源部分のファンは分解掃除が難しいので周辺をきれいしてOKということにしました。
またパソコンの本体にくっついているファンは1つ1つ埃を取っていきました。

意外と汚れていたのはCPU周りです。
CPUのファンはそうでもなかったのですが、CPUのファンを取ってみるとCPU周りには埃が・・・
その埃も除去しパソコンも動くようになりましたが、突発的なシャットダウンは止まりません。
ただ埃などの掃除をしてから、急にシャットダウンになる確率が大きく減ったところから考えても、方向性は間違っていないはずです。

パソコンの廃熱に関するものはファン以外に・・・

埃などは除去できているはずなので、あとできるところとは何でしょうか。
CPUのファンを外したときに1点気になったところがありました。
それはアルミフィンとCPUの間に塗ってあるグリスです。
もう組み上げてから数年は経つパソコンなので、グリスがカピカピなんです。
CPUの熱をいったんアルミのフィンが奪い、そのフィンの間に風を通すことで廃熱する構造になっています。
CPUとアルミのフィンはお互いに金属なのできれいにフィットできないんですね。
そのためCPUとアルミのフィンをくっつけてもどうしても隙間ができ効率よく熱を伝導することができません。
その仲立ちをしてくれるのが、グリスです。
このグリスがCPUとアルミフィンの間をきっちり埋めて、熱の伝導を助けてくれます。

今回は廃熱関係で他に何かできそうなのは、グリスくらいでは?ということでグリスを塗り直すことにしました。
まずは古いかぴかぴになったグリスを拭き取ります。
アルミフィン側もCPU側もぴかぴかにしましょう。
ただCPUはあくまで精密機械なので優しくしてあげるといいですね。
どちらもぴかぴかになったらそこにグリスを塗りきちんと組み上げたら完成です。

グリスくらいと思っていたのですが、グリスを塗り直してからは突然電源が切れることはなくなりました。
もし、熱暴走でシャットダウンが止まらないという場合にはグリスが原因の場合もあるかもしれませんね。

まとめ

今回の記事では突然電源が落ちるというトラブルを解消できたので、その時にしたことなどについて書いてみました。
結果的には廃熱がうまくできないことから、急にパソコンの電源が切れてしまっていたようです。
パソコンはどうしても熱を持ってしまうので、廃熱をするためにパソコン内に空気を取り入れ、また暖まった空気をパソコン外に排出しなくてはなりません。
どうしても埃やファンに目が行きがちですが、場合によってはグリスの不良ということもあるんだなぁと思いました。
どうしてもパソコンのシャットダウンがとまらに方の参考になればうれしいです。