記事内に広告を含みます

旅行中の猫ちゃんの餌や水やエアコンやトイレはどうしよう?ひとりで留守番できるか心配

猫を飼っているときの悩みの1つとして旅行に行きにくくなることが挙げられるのではないでしょうか。
全く旅行に行かないのもなんだか寂しい気がするので、思い切って行ってみても家に置いてきた猫ちゃんのことが気になって楽しさも半減しちゃう・・・
そうなってしまうとやはり旅行は我慢するべきか考えてしまいますよね! 猫ちゃんも快適に過ごせて飼い主さんも安心して旅行できる方法はないのでしょうか?
そんな猫ちゃんにとっても飼い主さんにとっても楽しい時間を過ごせるような旅行は出来ないのでしょうか?
猫ちゃんを飼ってて旅行するとなると猫ちゃんに留守番をしてもらうか、猫ちゃんも一緒に旅行に連れて行くかの2択になると思います。

猫ちゃんを連れての旅行もいいのですが、今回は猫ちゃんの留守番について考えていきましょう。

旅行に行ったときの猫ちゃんの留守番はどうする?

猫ちゃんの留守番で問題になるのは主に ①餌の問題 ②水の問題 ③エアコンの問題 ④トイレの問題 の4点あります。 1つずつ問題を解決していきましょう。

旅行時の猫ちゃんの餌はどうしよう?

1つ目は餌の問題です。 旅行に行くとなるとどうしても餌は1度であげるしかありませんよね。
2泊3日の旅行であれば3日分のご飯を1度であげることになります。
1度にたくさんの餌をあげてしまうと、初日でたくさん食べてしまい次の日の餌がなくなってしまうかもしれません。
ウェットフードだと夏であれば腐ってしまう可能性も考えられます。
つまり毎日一定量の餌をあげることができ、餌が傷まないように出来れば良いですよね! 1つずつ問題を解決していきましょう。

まず1つめは餌についてです。 毎日一定量の餌をあげるにはあるものを使えば解決できます。
それは自動餌やり機です。

この自動餌やり機を使うと設定した時間になれば自動で猫ちゃんに餌をあげることが出来るようになります。
また自動餌やり機の中には保冷機能が付いたものもあるのでそれを使うとウェットタイプの餌もあげることが可能です。

保冷機能付きの餌やり機はウェットタイプの餌しか食べない猫ちゃんにはお勧めですが、きちんと密閉してあるわけではないので、あまり保冷機能は過信しないほうがいいでしょう。
ウェットフードの乾燥も気になりますし… 普段からドライフードしか食べない猫ちゃんの場合は保冷機能なしの自動餌やり機で十分だと思います。
普段からドライタイプの餌をあげてると良いですね。

旅行時の猫ちゃんの水はどうしよう?

2つ目の問題は水についてです。 餌以上にに不足すると問題になるのが水です。
水が切れてしまうと生命にも関わってくるので餌以上に切らしてはいけないものです。
水はそんな簡単に腐ったりすることはないので餌のように腐敗することを心配をする必要はありません。
水に関する心配は猫ちゃんがひっくり返してしまったり、水に吐いたりしてしまうことで用意した水が飲めなくなることです。

水は複数用意しておきましょう

そういったことになっても大丈夫なように水は必ず複数用意しておきましょう。
そうすることで1つお水をダメにしてしまっても他の水があるので猫ちゃんが安全にお留守番をすることができるようになります。
また水は餌の隣に置かないようにしましょう。

餌の隣に置くと水に餌が入ってしってしまうことがあります。
そのせいで水が腐ってしまうことがあります。
そうなるとそのお水は飲めなくなってしまいます。
普段から水は複数置くようにしておくと失敗がないのではないでしょうか。

複数の水を同じ場所に置いていると、1度に全ての水が駄目になってしまうこともありえます。
そうならないように、水はそれぞれ違う場所に置くとより安心できます。

もし予算があるのであれば自動給水器がおすすめです。
水を循環させて、フィルターを通すことで、毛や食べ残し、ほこりなどを取り除いてくれます。
ただ単においてある水よりも安心できます。

旅行時の猫ちゃんのエアコンはどうしよう?

3つ目の問題は温度についてです。
温度が問題になるのは主に夏です。
気をつけておかないと室温が高くになり猫ちゃんが熱中症になってしまうことがあります。
エアコンは必ず常時運転するようにしておきましょう。

エアコンの常時運転だけでは心配?万が一に備えよう

エアコンの常時運転を過信してはいけません。
エアコンは機械なので故障することもあります。
旅行中に万が一故障してしまったら一大事!
エアコンが壊れなくても停電で止まってしまうということも考えられます。
そうなってしまうと旅行先からではどうにもできませんし、気づくことさえできないかもしれません。
万が一を考えてもう少し対策をしておきましょう。

エアコンが止まってしまう原因は大きく3つです。

  1. エアコンの故障
  2. リモコンによるエアコンの電源off
  3. 停電

1つずつエアコンが止まってしまう原因をなくしておきましょう。

エアコンの故障対策はどうしたらいい?

エアコンの故障を完全に防ぐというのは難しいです。
ただ、完全にエアコンの故障を防ぐことはできなくても、故障しづらくすることはできます。
普段からエアコンのフィルターを掃除しておくことはおすすめです。
エアコンから異音がする、動作が少しおかしいなど、エアコンとしての動作はしていても故障の前兆のような症状が見られるときはエアコン業者などに見てもらっておくといいと思います。

またエアコンが古い場合は、エアコンが故障する前に新しいエアコンへの交換を考えるのもアリだと思います。

リモコンによるエアコンの電源がきれる

当たり前ですが、エアコンのリモコンの電源ボタンを押すとエアコンがとまりますよね。
猫ちゃんに留守番してもらったときに気を付けたいのが、猫ちゃんによるリモコン操作でエアコンの電源が切れることです。
どういうことかというと、出しっ放しにしておいたエアコンのリモコンの電源ボタンを猫ちゃんが踏んでしまい、エアコンがオフになってしまうということなんです。
まだ、電源がオフになるくらいであればマシな方です。
猫ちゃんが踏んでしまったボタンが、暖房だったら・・・
真夏の締め切った室内で、猫ちゃんが熱中症になってしまうリスクが非常に高まります。

エアコンのリモコンは猫ちゃんが絶対に触れることができない引き出しなどにきちんと、しまっておきましょう。

そんなことないんじゃ・・・と思われるかもしれません。
これは私が実際に経験したことです。

部屋を猫ちゃんが歩いていました。
そのある行く先にはエアコンのリモコンが置いてあります。
何も気にせずズンズンあるいていく猫ちゃん。

そのままエアコンのリモコンを踏んでしまいます。
踏んだと同時にエアコンがピッ!っと音をたて、冷風が止まりました。

エアコンの電源ボタンでも押したのかと思い、エアコンに目をやるとまさかの暖房モード・・・

猫ちゃんがエアコンのリモコンを踏んでしまったことで冷房運転から暖房運転に切り替わってしまいました。
真夏に暖房30℃・・・
たまたま私の目の前で起こったことなので、事なきを得たのですがこれがもし不在時に起こっていたかと思うとぞっとします。
このことがあってからは、リモコンは引き出しにしまっておくようにしています。
不幸な事故の芽は摘んでおきましょう。

旅行中に停電になった時の対策

次は停電などでエアコンの運転が止まってしまった時のことを少し考えておきたいと思います。
1度停電などでエアコンが止まってしまうと、そのままエアコンが止まった状態になります。
停電が終わってもエアコンがもう一度勝手に入ることはありません。
つまり旅行中にいちど停電が起こってしまうと猫ちゃんは停電が起こってからエアコンのない部屋で過ごすことになります。

そうなってしまうと猫ちゃんの熱中症のリスクが高まることになってしまいます。
しかし旅先からエアコンの電源を入れなおすということは非常に難しいものです。
1度自宅に帰るということも難しいでしょう。

エアコンが万が一、止まってしまっても部屋の温度が上がりにくい工夫を少ししておきたいと思います。
部屋の温度が上がる原因の1つは日光です。
部屋に日光が差し込むことで室温は上がります。

この日光対策がきちんとできていれば、室温の上昇を防ぎ、 猫ちゃんたちの熱中症予防にもつながります。
旅行に出る前に猫ちゃんが普段過ごしている部屋のカーテンは全て閉めておきましょう。
遮光性のカーテンだとより効果的です!
レースのカーテンとで2重にしておくとさらに断熱効果もupします。

部屋に換気扇がある時はそれらに加えて常時運転にしておくのがおすすめです。
換気扇で換気をすることで部屋全体の空気が動くようになります。
空気が動くということは体温を空気が奪いやすくなりますし、暖かくなって天井のほうにたまった暖かくなった空気を外に排出してくれる効果があります。
ほんの少しの差にしかならないかもしれませんが動いていないよりは良いと思います。
念のためですね。

旅行時の猫ちゃんのトイレはどうしよう?

餌や水やエアコンは何とかしやすいと思うのですが、困るのがトイレです!
餌や水は食べたり飲んだりすると減っていくのですが、トイレはするたびにモノが増えていきます。
1番の問題はトイレの掃除ができないことです。
自動で掃除してくれるという機械はまだないのではないでしょうか。

猫ちゃんはトイレが清潔でないとトイレ以外のところでしちゃう確率が高くなってしまいます。
旅行から帰って来たらベッドの上や廊下に…なんて光景は目にしたくないですよね!
旅行中とはいえ猫ちゃんにとって快適トイレを維持してあげることが、帰ってきた飼い主さんにとっても良い結果になりそうです。
そこでおすすめなのがトイレを複数台の設置することです。

トイレは複数設置しよう

いよかんが3日間仕事で家をあけたときは1匹の黒猫ちゃんに対して2台のトイレを設置しました。
普段よりも多い台数のトイレがあると安心ではないでしょうか。
猫ちゃんも快適にトイレを使えますしね!

旅行時の猫ちゃんのおもちゃはどうしよう?

猫を飼っている方はいつも猫ちゃんと遊んであげていると思います。
しかし、旅行中は遊んであげられません。
残念ですよね。 せめて猫ちゃんが1人で遊べるようにしてあげたいものです。
普段遊んでいるおもちゃをだしておいてあげるといいかなーと思います。

ただ誤飲しそうなものは与えないようにしましょう。
誤飲してしまうとそれこそ大変です。
誤飲など事故のおそれのないおもちゃのみ与えるようにしておくと安心です。

まとめ

旅行に行くときは早めに準備しておいたほうが安心ですね。
長期で家を空けるときの餌、水、エアコン、トイレの4点は特に大事なのではないでしょうか。
餌は普段からドライフードに慣れさせておくといいかもしれません。
ウェットフードは衛生的に心配があるので留守番時には避けた方がいいでしょう。

旅行に行くときに与える1食目だけウェットフードでその後の食事をドライフードにしておくとドライフードが苦手な猫ちゃんにとってほんの少し楽になるのではないでしょうか。
水は最も大事なことです。
もともとあまり水分を取らない猫ちゃんたちですがやはり長期で水分が取れない状況は危険です。
食事がウェットフードだとまだよいのですが、ドライフードだけだと水分の摂取がほとんどできなくなってしまいます。
絶対に切らさないように複数の水をおいてあげるようにしましょう。

エアコンは常時運転でリモコンはしまってから旅行に出ましょう。
リモコンによっては従来の赤外線方式のリモコンではなく、別の部屋からでも操作可能な無線方式のリモコンの場合があります。
この場合は、別の部屋に置いたリモコンを猫ちゃんが踏むことでエアコンの誤作動につながることがあります。
必ず引き出しなど猫ちゃんがどうしても触れることができないようにしておくとよいです。

トイレやおもちゃは、猫ちゃんの快適なお留守番ライフにおいては大事です。
トイレは複数置いてあげるようにし、おもちゃは退屈しないように安全なものを複数おいてあげましょう!
ちょっとしたことが猫ちゃんたちの命の危険につながってしまうかもしれないので、慎重に余裕をもって準備がしたいですね。
1度用意すると2度目の旅行からはモノもそろっているので楽になります。
はじめて猫ちゃんを留守番させるときはかなり前もっての準備がおすすめ。

自動給餌器、水入れ、トイレなど普段使わないものや普段使っていても数が必要になってくるものがあるので急にはそろわないこともあります。
また1度シミュレートして、今あるもので足りるのかうまくいくのかを確認しておくと安心です。
旅行前はバタバタしますからね。 自動給餌器やエアコンの機械はトラブルで動作しない時がないとはいいきれません。
猫ちゃんのためにもトラブルがあっても一大事にならないような対策はしておいた方がよいのかもしれません。
また、留守中に退屈しないように普段遊んでいるおもちゃなどはだしておいてあげるといいですね。
誤飲などが心配にはなりますので、そういった事故の心配がないおもちゃを準備してあげましょう。
ただ準備をしっかりしても長期で家にいないというのは猫ちゃんのことが心配になってしまいがちです。

どうしても様子が分からないと心配というときはカメラを設置して、スマホなどから見られるようにしておくと良いかもしれません。

長期の旅行などになるときはペットシッターやペットホテルの利用も考えた方が良いでしょう。
私は心配で一度旅行先から家に戻ったことがあります…笑 こんなことにはならないようにしたいですね!