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若年性パーキンソン病の薬が合わない!副作用の吐き気や便秘、下痢がひどいけれど変えてもらえる?

病気を治したり、症状を抑えるために内服した薬が別の症状を引き起こす…

そんな副作用に悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

中には副作用が嫌で薬を変えてもらった経験がある人もいるのではないでしょうか?

今回は、若年性パーキンソン病の薬は副作用などが理由で変えてもらえるのか、私の経験をもとに書いていきます。

若年性パーキンソン病の薬が合わないし副作用もひどい・・・

私の妹はアレルギー性鼻炎をもっていて、 季節を問わず目の痒みや鼻水に悩まされていました。
症状を抑えるために薬を飲むと今度は強い眠気に襲われ授業に集中できないと言っているのを聞いたことがあります。

また私は妊娠中に貧血があり鉄剤を飲むように言われて飲んでいたのですが、副作用である嘔気、嘔吐がでてしまいトイレから出られないという経験をしたことがあります。
こんなに辛いのなら貧血のままの方がマシとさえ思いました。
結局2回嘔吐したので薬を変えてもらいました。

まずパーキンソン病薬の代表的な副作用ですが、嘔気・嘔吐・眠気・便秘・ジスキネジアなどが挙げられます。

私の場合は薬を内服した後、1時間くらいしたらジスキネジアが出始めます。
酷くなければ良いのですが、勝手に体が動くため酷い時は食事をするのも大変です。
また時と場所を選ばないので外出時にジスキネジアが出ると人から見られてる、笑われてると考えるようになり少しずつ外出するのが嫌になっていきました。
主治医にその事を伝えると薬の変更ではなかったのですがジスキネジアを抑える働きをする薬が追加になりました。

それからしばらくジスキネジアは落ち着いていました。
しかし少しずつ薬が切れ始める間隔が早くなってきたのでニュープロパッチという貼り薬が処方されました。

私にとってニュープロパッチは合わなかったようです。
とにかく吐き気と貼付部の痒みに悩まされました。
そこで主治医にニュープロパッチの代わりになるものがあるか聞いたところ、今度はレキップが処方されるようになりました。

今はドパコール、アマンタジン、レキップの内服とアポカインの自己注射で何とか生活しています。

また「病的賭博」や「反復常同行動」いう副作用もあります。
「病的賭博」は買いたいや食べたいなどの衝動を抑えることができなくなります。
ギャンブルに走ってしまうこともあるため家族は戸惑い、これによって家庭が壊れるというケースもあるそうです。
「反復常同行動」とは普通の人から見たら必要ないようなことに集中し、繰り返すことです。

もしこのような症状が現れたらすぐに主治医に相談してください。
症状が悪化する可能性があるため自己判断や家族の判断で薬を中止しないように注意してください。

同じ若年性パーキンソン病でも症状の出方など様々です。
そのため薬の調整も違います。
少しでも副作用が少なくて自分に合った薬を見つけるためにも内服した時間、薬が効きだした時間、ジスキネジアの程度、薬の切れ始めた時間などの日頃の症状を日記などに書き留めておくと主治医に伝える時に今の症状を的確に言えると思います。

まとめ

現在パーキンソン病の治療薬は沢山あります。
実際に飲んでみなければわからないところもあるので処方された薬を飲んでみて合わないと思ったら主治医に相談してみてください。
同じような作用で自分の身体に合った薬が見つかるかもしれません。

私はニュープロパッチからレキップに変更してもらい吐き気もなくなって良かったと思っています。

パーキンソン病は生涯付き合っていかなければならない病気なので、主治医とも長い付き合いになります。
そのため何でも話せる関係を築いておいた方がよいと思います。

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