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国語の成績の上げ方は現代文の解き方のポイントと選択肢の選び方!

高校受験、大学受験の中で一番ふわっとした科目といえば国語・・・特に現代文ではないでしょうか。

勉強しなくても取れる反面、目標とする点数まで取ろうと思って勉強してもなかなかあがりません。

その上勉強したことが出たなんてことが実感しづらい科目です。

勉強してできた!と実感できるのはせいぜい、漢字や文法、文学史程度ではないでしょうか

私はなかなか現代文というものを勘違いしていたため偏差値28という恐ろしい成績から受験勉強がスタートしました。

きちんとコツがつかめると、偏差値はうなぎ登りに・・・

現代文の成績が悪すぎて・・・という子がきっかけをつかめればと思います。

国語の成績の上げ方

国語特に現代文の成績を上げようと考えたときに何をすればいいか頭に浮かびますか?

浮かぶことと言えば問題集を解く、読書をする、新聞を読むなどでしょうか。

難しいのは読んだからと言ってその内容が出るわけではないということ、そもそも何を考えて読めば良いのかなど色々不明な点が多いものです。

中間考査や期末考査といった定期考査だと授業中に扱ったプリントやノートなどを暗記しちゃえば点をとることができますよね。

でも、模試や受験の現代文の勉強は何をすれば良いのでしょうか?

大抵の場合、たくさん現代文の問題を解くことや読書が勧められると思います。

でもこの方法だと漠然としていてどういう工夫をすればいいのかも分からないんですよね。

私は現役時現代文の得意な友人から「なんで現代文みたいな問題文に答えが書いてある科目が分からないんだ?バカなの?」って言われたことがあります。笑

そんなこと言われても現代文が苦手だとわかんないですよね?

その書いてあるはずのことが分かりません!

まずは国語の現代文という科目について考えてみましょう。

現代文で解き方のポイントは?

現代文の問題ってちゃんと見ていますか?

現代文の問題が問1の前にあるのは気付いていますか?

よく「次の文章を読んで、あとの問いに答えよ。」とか「次の文章を読んで後の設問に答えよ。」という文言があるはずです。

これはどういうことかというと、次の文章の中に答えがありますよーってことですね。

あなたの意見は求められていないってことなんです。

現代文を解くときって、文章を読んでなんとなくこれっぽいかなー?みたいな感じで解いていませんか?

この時に自分が知っている知識や感情などが入ると現代文では答えが合いません。

よくできている問題では適当に読めば間違えるようになっているんです。

問題をつくっている人の罠にはまっちゃうんですね。

現代文が苦手な子は結構なんとなく答えているという感じが多いです。

問題文にこうあるから・・・とかしっかり根拠を考えながら問題を解くのがコツの1つです。

あと意識すると良いのは、自分の感情を入れずに読むことです。

現代文を解くと筆者の言っていることに共感出来る場合は点がとりやすく、共感できない場合は点が取りにくいのではないでしょうか。

適当にしていても共感できる文章に対して点数が取りのは筆者の考えと自分の考えが近いからですね。

共感できても、共感できなくてもしっかり点が取れるように自分の意見、感情をいれないように答える癖をつけましょう。

現代文の選択肢の選び方

現代文の選択肢って微妙なものが多いですよね。

どっちでもいいんじゃないかなーとかもうこれ以上選択肢がしぼれない!!ってなってしまうことがあります。

この選択肢のある問題も問題文を見ておかないとピンチに!!

選択肢がある問題の問題文を見てみると「最も適当なものを選びなさい。」のような言葉がありませんか?

そうなんです!

答えじゃない選択肢が間違っている訳ではないんですね。

選択肢を消していく際に消しやすいのは本文に書いてあることと矛盾することです。

例えば「AはBである」と本文にあるのに、選択肢中では「AはBでない」とあればこの選択肢は誤りだと簡単に分かりますよね。

選択肢の中には消去法で消しにくい、もしくは消せない選択肢もあります。

それは本文に書いていないことです。

本文にないんだから当然本文をいくら読んでも消すことができません。

さらにこの選択肢が一般常識で考えると正しいことだとまた大変。

何となく読むと自分のもっている常識と一致しちゃうので正しいと思ってしまうんですね。

正しいと思っちゃうとそれを答えに選んでしまい、問題をつくっている人の罠にはまってしまうんです。

そうならないように現代文の問題を解くときは自分の常識や感情などを入れないようにした方が解きやすいですよ。

つまり、選択肢のある問題ではあくまで最も適当なものを選ぶのであって、1つしか正しいものがないとは言っていないんですね。

現代文を解いているときに選択肢を絞れないとき、または消しにくい選択肢があるときはこのことを思い出してみましょう。

見方が誤っていて、現代文そのものが読めている場合はここを意識できるようになるだけで偏差値が大きく上がることもありますよ。

まとめ

今回は国語の現代文の成績アップに向けたヒントについてでした。

現代文って言うとなんとなく解いてみたり、運に任せてみたりという子が結構いますね。

やはり前提が間違っていては答えが合わないので、思い込みは怖いです。

現代文はしっかり文章を読んで文章からきちんと判断できるようになれば大幅な偏差値アップがのぞめる科目です。

本文中に答えがある科目は国語だけなので、得点源にできるように頑張りたいですね!