記事内に広告を含みます

若年性パーキンソン病で腰痛や肩こりがひどい!何か対策できる?

皆さんは肩こりや腰痛に悩まされたことはありますか?

肩こりや腰痛がひどい時は何か対処していますか?

マッサージや整骨院に通うのもいいですが「続けて来ないとよくなりませんよ」なんて言われたことありませんか?

わかっているけど、お金がかかるから無理・・・って思いますよね。

そこで今回は肩こりや腰痛がひどい時、私がどのように対処しているかをお話ししていきたいと思います。

若年性パーキンソン病の肩こりや腰痛の対策

実は私は小学生だった頃から腰痛もちでしばらく整骨院に通っていたことがあります。

現代ではパソコンや携帯ゲームの普及により長時間同じ姿勢のままでいるため肩こりや腰痛を訴える人が増えたのではないでしょうか?
また訴える年齢層も低くなってきたように思います。
現に小3の息子はゲームのしすぎで「肩が凝った!」と言っています。
息子の場合は自業自得ですが・・・

もともと肩こりや腰痛があった私ですが若年性パーキンソン病を発症してからはさらに悪化していきました。

なぜ悪化したのかというとパーキンソン病の症状の1つに固縮と言って筋肉が緊張し固くなることがあります。
そしてもう1つ動作緩慢という症状があります。
筋肉が緊張し固くなっているためストレッチなどでほぐしたいのですが動きにくい[1]動作緩慢ためなかなかできません。
それでどんどん肩こりや腰痛が悪化していきます。

特に酷いのは朝起きた時です。
寝ている間は自然な寝返りができないため肩や腰だけでなく首も痛みます。
それを無理に動かそうとすると激痛が走るため、まずは薬を飲んで体が動けるようになるまで待ちます。
そしてちょうど動けるようになった頃、テレビでラジオ体操が始まるのでなるべくするよう心掛けています。
ラジオ体操は簡単な動きのように見えますが、きちんとしたら普段伸ばさないようなところを伸ばすのでとても爽快感があります。

このように大きな動きをしたり、普段伸ばさないところを伸ばすことで筋肉の緊張がほぐれます。
筋肉の緊張がほぐれると血行が良くなるため症状が改善されます。

そして日中は常に伸びをしたり肩を回したりするように意識しています。
パーキンソン病の人は筋肉が緊張し固くなりやすいので意識してしないと急に動かした時に痛みがでます。

以前「ながらダイエット」という言葉を聞いたことがありませんか?
掃除などをしながらダイエットできるといったもので、普段の掃除の動きよりもっと大きな動きをして負荷をかけると言っていました。
私も「ながらダイエット」と同じようにテレビを見ながら肩を回したり、料理しながら伸びをしたり、少し行儀が悪いですがしています。

運動をする時間を作ることはあまりお勧めできません。
パーキンソン病の人にとってオンの時間はとても貴重です。
溜まった仕事や家事の方が優先され運動がおろそかになってしまうのは目に見えていると思いませんか?
それならば「ながら運動」をしたほうがわざわざ貴重なオンの時間を潰すことなくできるので続けられる可能性はぐんと高くなります。

あとはグッズになります。
私は使用していませんが同じ若年性パーキンソン病の方が使用しているものとして姿勢を正しくするインナーや腰痛対策用のクッション、磁気ネックレスなどがあります。

パーキンソン病になる前の話ですが、腰を痛めた時に腰痛ベルトは使用した経験があります。
1800円くらいの物だったと思いますが骨盤からしっかり支えられてとても良かった記憶があります。

まとめ

肩のこりや腰痛は簡単に良くなるものではありません。
マッサージや整骨院に行って一時的に良くなったり、今日は痛くないという日もたまにありますが決して良くなったわけではありません。
毎日の積み重ね、日々継続していくことこそが症状の悪化を防いでくれるのではないでしょうか?

【おすすめ記事はこちら!】
若年性パーキンソン病のジスキネジアの症状や自分で対策できることって?

References

References
1 動作緩慢