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高校受験でありがちな計算ミスをなくす方法と中学生が出来る改善法

アンケートをとってみたら、高校受験でなくしたい失点上位にランクインするであろう計算ミス。
分かっているのになかなかなくなりませんよね。

出来たーって思っていたら出足でちょっとした計算を間違っていたり、問題文の数字を見間違えちゃったり・・・
結果を見てがっかりなんて経験をしたことがある方がほとんどではないでしょうか。
高校受験では絶対にしたくない計算ミスについて書いていきたいと思います。

どんなにたくさん練習問題を解いてもついついやってしまう計算ミス。
テストを受けた後は自信満々だったのに、成績が出てみると…

計算ミスだから次は大丈夫!
考え方はあってるもん!
と、毎回聞いていると、つい、本当かなー?そんなに計算ミスが多くて大丈夫なのかなー?と思ったりもしますよね。

どうしたら計算ミスが減るのかって考えてみると意外と難しい!
実際に学生時代は悩まされてた!という方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな計算ミスをなくすにはどうすればいいのかを考えてみたいと思います。

高校受験本番では絶対に計算ミスをしたくない!<

長ければ小学校で算数を習い始めた頃からのお付き合いになる計算ミス。

今回はたまたま間違えてただけ!
その言葉を素直に信じられればいいけれど、なかなか受験が近づくとなかなかそうはいきませんよね。

もし、志望校を高めに設定していて、受かるかどうかギリギリのラインだったりしたらなおさらです!

高校受験では基本的に「どのような考え方をして答えを出したのか」は採点の対象になりにくいです。
ざっくり言ってしまえば答えがすべて!

図を描いて数えたりしようが、難しい公式に数字を当てはめて計算しようが、答えがあっていれば点はもらえます。

教科書に載っている基本問題みたいな公式を使えば簡単な問題でも1つ計算ミスをすればバツになってしまいます。

ボーダーすれすれで受けたけど意外とできた!と思っていても、自己採点をしてみたら計算ミスで落ちてるかも⁉︎というような思いは絶対にしたくないですよね!

余裕だと思っていたのに計算ミスが…なんていうのはもっての外!!

そんな事態は絶対に避けたいですよね!

中学生の計算ミスはただのケアレスミス?

計算ミスって普段なら出来るはずなのに…というようなことが多いせいかただの不注意、ケアレスミスなのかなと感じる気がします。

実際にミスした本人たちは誰かに間違ってるよと教えてもらう前に自分で気づくことが多いようです。
「なぜ間違ったのか」が自分で分かったので、ケアレスミスだ!と思い、次は大丈夫!という自信が出てくるのではないでしょうか。

その大丈夫を聞くと、そうなんだ〜次は出来るのか!と納得してしまいますよね!
そして、次のテストこそ期待出来るかなーとも思えてきます。

そんなやりとりも1回や2回ならいいけれど、毎回のように続いていくといつの間にか数学が分からない…という風になったりしてしまうことも!!

ちょっとした計算ミスが多かったり、それがなかなか直らなかったりするだけで数学があっという間に苦手科目になってしまえばもったいない気がしますよね。

そんな可能性を秘めた恐ろしい計算ミス。
どのように対処すればいいのでしょうか?

計算ミスを改善するには?

計算ミスをなくそうと思った時はまず何から始めればいいのでしょうか。

オススメは計算ミスしてしまった問題とその過程を1度ノートにまとめてみることです。
まとめるといっても、ノートに書き写せばそれでOKだと思います。

それができたら、今度はそのノートを見てみましょう。
間違え方にパターンが見えてきませんか?

分数の前にマイナスの符号があれば間違えやすかったり、分子が多項式の時に約分がうまくできていなかったり…
間違いの多い例を挙げてみるとこんな感じです。

$$-3+2=-5$$
\(-3\)と一塊で見るべきところを\(3+2\)をしてマイナスを付けた間違いです。

$$x-\frac{2x+3}{4}=\frac{x}{2}+\frac{3}{4}$$
後ろの分数のマイナスの符号の処理のミスですね。

$$\frac{2x-3}{2}=x-3$$
分子の\(2x\)と分母の\(2\)を約分しちゃった感じですね。
この時は約分をしないか\(x-\frac{3}{2}\)とするのが正解です。

こうやって書き出してみると分かりやすいですが、ちょっとした計算ミスやケアレスミスをした問題は大体パターンが似ていることが多いです。

同じようなパターンをいつも間違えてしまっているんですね!
ということは、次は大丈夫!ではないのではないでしょうか?
本当は分かっていないと言った方が適当な気がします…

結局、計算ミスの1番の原因は、本当は分かっていないことに気づかずケアレスミスだとしてしまうところなのではないでしょうか。

計算ミスをなくすには、同じミスの繰り返しだということを出来るだけ早く気づかせてあげることが大事です。
受験間近ならなおさら!

いつも同じパターンで間違えてることが分かっていないと次は出来るという自信が出てきたりして対処が難しいです。

とりあえず、まずは自分の問題点を認識できるようにすること。
これができればあとはスムーズに事が進みやすくなります。

まとめ

今回は高校受験において計算ミスををなくすにはどうしたらいいのかということでした。

計算ミスの一言で済ませてしまうとたまたま間違った気がしてきますよね。
テストで同じ点数を取っても、「計算ミスしてたー」と言うのと「分からなくて解けなかった」と言うのでは全然違う風に聞こえてしまいます。

前者はほんとならもっと取れてた!という感じ。
後者はこれが実力でした…という感じでしょうか。

本当ならもっといい点数だったのにーと言えば、やはりもう少し出来ていた気がしてきますよね。

実際、計算ミスしたからとか、ケアレスミスだったとかいろいろ言っている声は多いです。
しかし、大抵その先はワンパターン。
計算のやり方や間違え方の見直しはしないんですね。

まずは「ちょっとしたミスをしたこと」より、「実は分かっていなかったところ」をはっきりさせる事が大切なのかも知れません。
ちょっとしたミスと言い切ってしまえるのは、問題文の数字を見間違えたとか、解答欄を間違えていたとかいう場合ではないでしょうか(笑)