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中学受験過去問を解く回数は何回?繰り返しした方がいいの?

クリスマスや正月が終わると本格的に中学受験シーズンになってきます。
中学受験直前期になってくると今まで以上に効率的に点数を伸ばしていきたいですよね。
そうはいっても、みんなが頑張っているので成績を上げるのも大変です。
できるなら少しの努力でグッと成績を上げたいですよね。

今回の記事では直前になって過去問を始めた方に向けて書きますね。

中学受験直前の過去問の使い方

中学受験で過去問は最も重要な教材の1つ。
他のどのようなテキストよりも大事なものです。
特に第1志望の中学の問題は宝の山。
せっかく使うなら自分の身になるように使いたいですよね!

でも、なんとなく日々の勉強に流されてて直前期なのに過去問してない!というお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
短期間に過去問を使って実力を上げるにはどのように過去問を使えばいいのでしょうか?

まずは過去問の購入です。
直前になると書店でも品切れなんて事態が起こってしまうので入手だけでも早めにしておきたいものです。
大抵過去5年分くらいで売っていると思うので過去5年分をマスターしましょう。
サイトによっては過去10年分をすべきと書いてあるサイトもありますが、当然年度が古くなるにしたがって重要度が下がります。
5年前の過去問よりも昨年の過去問が大事ですよね。
時間があれば過去10年するのもいいですが直前で間に合わないというときは5年分でも十分だと思います。

この5年分の過去問で実力アップをはかっていきます。
過去問を入手したら得点票を作りましょう。
過去問の得点表を作ってみました。
良かったら使ってみてくださいね!

中学受験過去問得点表

これは実力がどのように推移するのかをしっかり見るために作ります。
パソコンできれいなものを作らなくても紙に書いて作れば大丈夫です。
しばらく使うので厚紙などでつくるといいですね。

次に解いてみます。
何年度から始めるかは入試までの日数にから考えます。

5年分なので少なくとも5日は欲しいところ。
スムーズに進められる子でというところなのでもう少し日程には余裕を持った方がいいでしょう。
1年度を2日で解いて復習するとみると10日、1年度を3日でとみると15日かかります。

ただ初めにする年度に1番時間がかかるので、それ以降の年度に関しては時間はどんどんかからなくなるのが一般的です。
初めの年度に5日間かかったから25日かかるということはあまりないでしょう。
最後のほうはかなりかかる時間が短くなります。

そうしておおまかにかかる時間を見積もったら、何年度から始めるか決めましょう。
基本的に古い年度からするのがおすすめですが、直近3年分は絶対にしたいので時間がぎりぎりになるようであれば3年前の過去問から入るのもOKです。
全ての過去問をこなすことが目的ではなく、あくまで合格する力を身に付けるのが目的です。

中学受験過去問の効果的活用法

中学受験では特に過去問をすることが大事です。
でも、中には勘違いしている子がいて、過去に出たものは出ないと思っている場合があります。
そのため過去問をすることにあまり意義を感じていない子の場合は過去問をしても伸びが少ないことが多い気がします。
過去問が最も大事だとお子さんに理解させておきましょう。

過去問が大事だと思っている子と、普通のテキストと同じ扱いをしている子との間では差が出るのは想像しやすいですよね。
過去問に手を付ける前、もしくは中学受験の勉強を始めたころから過去問が大事であることを伝えておくと良いです。

中学受験の過去問を何回解いたらいいの?繰り返す?

過去問を解く回数に何回解くべきというのはありません。
基本的には満点、もしくはそれに近い点数を出すことが必須です。
例えばほとんど満点に近い答案が初めから作れるのであればもう1度する必要はないでしょう。
しかし2回解いても8割くらいの得点率だったり、もしくはそれに満たない得点だった場合は迷いなくもう1度すべきです。
基本は95%以上を目安にしておくといいのではないでしょうか。
95%以上が取れるまでしっかり何度も過去問を繰り返しましょう。

直前期で時間に余裕がないときには、解く年度を過去5年分ではなくもっと絞ってください。
例えば過去3年分など、時間がないときは新しいものを優先して解きましょう。
そして、時間に余裕がある時に余った古い年度に取り組むといいと思います。

まとめ

今回は直前に過去問を始めた場合について考えました。
全てきっちりしたいのですが、時間がないときは新しい年度だけすると割り切る覚悟も大切です。
目的は合格する力を身に付けること…
特に志望校(受験する中学?)が多いと志望順に合わせて年度選定してもいいかもしれません。
第1志望は全年度して、第2志望は3年分みたいな感じで差をつけてもいいでしょう。
もちろん時間が許すのであれば実力向上を考えて前年度をきちんとするのが1番です。

受験までの残り日数と相談しながら決めましょう!