記事内に広告を含みます

中学受験直前の心構えと勉強法とは?学校は休むべき?

冬休みになると中学受験までもう少し。

早い私立中学校の受験だと正月明けといったところでしょうか。

試験が近くなるとどうしても志望校にとどかないといった悩みやあと少しが…という悩みのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の記事では中学受験直前のことについて書いていきたいと思います。

中学受験直前の心構えと注意点

結果が良かったテストは特に問題ないのですが、点数が悪かった時はどうしますか?
どうしても試験が近くなってくると、頑張ってほしくてついガミガミ言ってしまったり、叱ってしまうこともあるかもしれません。
しかし実際にガミガミ言おうが、叱ろうが点数って上がりませんよね。
そんなことをしてしまうと、お子さんがストレスを感じてしまったり、怒られたくないがために受験のための勉強ではなく目先のテストで点数を取ることを目的に勉強してしまうことがあります。
そんなことになったら、増々合格が遠のいてしまいます。
テストの結果はお子さんと一緒に受け止めるくらいでおおらかに見ていく方がいいのではないでしょうか。
焦らないことと模試などの結果に一喜一憂しないことが大切です。

受験直前になってくると学習塾では模試を何度も受けることになると思います。
小テストまで考えるととても大変な量になります。
そうなってくると結果が出たテストとあまり結果が良く出なかったテストがどうしても出てきます。

成績の他に注意すべきなのは出願の手続きです。
高校受験と比べると中学受験は親御さんのすることが多いのが特徴です。
受験する本人は未熟な小学生。
やはり全部自分でしなさいというのは難しいですよね。
説明会などに参加していれば願書は持っていると思いますが、突如受けることになった場合は願書の入手からしないといけません。
なるべく早く動いて、出願し忘れていた!なんてことがないように気を付けましょう。

中学受験直前の勉強法

そうはいってもやはり1番気になるのは点数。
点数が上がらないとどうしても焦りますよね。
基本的に中学受験をするのは学校の成績が上位の子たちばかりなのでなおさら大変です。

点数が上がらないとどうしてももっと勉強させたくなるものですよね。
書店なんかに行くとこのテキストをすればもう合格できるんじゃないかなぁと思ってしまう文言が書いてあるテキストを見つけては欲しくなっちゃいます。
でも、ここは我慢です。

基本的には新しいテキストはまだ使わないほうがいいです。
1番のおすすめは今までした問題集や過去問のやり直しです。
特に過去問題集はおすすめです。
もう1回やってみてほぼ満点が取れるならOKです。
2回目なのに全く点数が足りない場合は、過去問の問題が出題されたら100点が取れるところを目指しましょう。
1度したことのある問題が出題されても点数が取れないのに、初めて見る問題を解くことができるでしょうか。
できるはずがありませんよね。
まずはその問題が出題されたらしっかり点数が取れるのを目指すところから始めてみるといいと思います。

中学受験直前になると学校は休むべき?

中学受験直前になると学校を休むべきか、行くべきか迷うと思います。
中学受験に出題されないのに学校の授業は受けるべきなのでしょうか。

休むメリットは
・中学受験で合格するための勉強ができる
・インフルエンザなどの感染症にかかりにくくなる。
といったところでしょうか。
メリットを見ると学校を休ませたくなりますね。

しかし問題は学校を休んだからといって勉強するのかというところにあります。
各私立中学校の受験日が近づく度に、何日も続けて1日中勉強することができるのでしょうか。
そんなにきちんと勉強するというのは難しいのではないでしょうか。
朝早く起きて、午前中に勉強して午後から夕方まで勉強して、ここまででも8時間ほどの勉強時間になります。
さらにご飯を食べて勉強すると12時間もの時間勉強することになります。
大人ならまだしもこんな生活を毎日続けるのは小学生には難しいです。

親御さんが徹底してお子さんを管理しようという意思がなければ学校を休ませるメリットはないでしょう。
例え親御さんが徹底的に管理して…としようとしたとしてもしばらくすればお子さんとけんかになってしまうご家庭が増えるのではないでしょうか。
1日監視するほうもされるほうも疲れてしまいます。

そんなことになるくらいならもういっそのこと学校に行って帰ってしっかり勉強してという生活を繰り返すほうがよさそうな気がします。
つまり学校を休ませるメリットは実質、インフルエンザなどの感染症にかかりにくくなるというくらいしかないのではないでしょうか。
実際に小学校でインフルエンザの流行が見られるときは学校を休ませるほうがいいと思います。

まとめ

今回の記事は中学受験直前における心構えについてでした。

どうしてもピリピリしがちな時期だからこそ親御さんはおおらかに構えて、お子さんを支えてあげたいところです。

模試のようなテストは数受けるため時にはあまり結果が良くないこともあると思います。

そんなときでも結果に対して感情的にならないようにしましょう。

お子さんが結果をださないとと焦る原因になってしまいます。

こんな時にはテキストなど新しいものに手を出したくなりますが、ここは我慢。

今までしてきた問題や過去問をもう一度やり直してみましょう。

結果に結びつかないのは復習が浅いのが原因になっていることが多いです。

新しいものをするよりも負担は少なく効果が大きいので以前にしたものの復習はおすすめです。

学校は基本的には休まないほうがいいと思います。

ただし学校でインフルエンザのような感染症の流行の兆しが見えたら休ませたほうがいいのではないかと思います。